ヤマムギ

growing hard days.

*

Amazon Cognito User Poolsのデモをしてみました

   

AWS Summit 2016 Tokyoのアップデートおっかけ会をJAWS-UG大阪でやるという事で、AWS Summit Tokyoでの発表ではなかったですが、AWS Summit CicagoのアップデートのCognito User Poolsのデモをしてみました。

環境作りのメモを残させていただきます。

参考(写経?)にさせていただいたサイト様

ありがとうございます!
感謝感謝でございます。

Developers.IO様
[新機能] Amazon Cognito に待望のユーザー認証基盤「User Pools」が追加されました!

horike37様
Amazon Cognito User Poolsを使って、webサイトにユーザ認証基盤を作る

Cognito User Poolsの設定

それでは、参考にさせていただきまくってはおりますが、設定手順などを書き残させていただきます。

Cognito-1

マネージメントコンソールからCognitoに行って、[Manage your User Pools]を選択します。

cognito-2

2016/6/19時点ではバージニア北部リージョンでしか使えないので、それ以外のリージョンを選択している場合は、[Switch to US East(Virginia)]ボタンが表示されるので押します。

Cognito-3

無事、バージニア北部リージョンに切り替わったら[Create a User Pool]を押してUser Poolの作成を開始します。

Cognito-4

Poolの名前を設定します。

Cognito-5

サインアップの際に必須にしたいユーザー属性(複数可)を選びます。
カスタム属性を作成する事も出来ます。

Cognito-6

パスワードポリシーを設定します。
最低文字数、数字、記号、大文字、小文字を含めるかを決めます。

Cognito-7

他要素認証を設定するかを決めます。
属性でEメールのみとしているので電話は設定出来なかった?ようです。
電話での認証もまた試してみますが、Verificationでメールでコードが飛ぶようにだけ、そのままの設定にしておきます。

Cognito-8

アプリの名前を設定します。

Cognito-9

設定内容が表示されるので確認して作成します。

Identity Poolの作成

続いて[Manage Federated Identities]-[Create new Identity pool]を押してIdentity poolを作成します。

Cognito-B-1

  • Identity poolの名前を設定します。
  • (今回はDEMO用のWebクライアントから使うので)「Enabale access to unauthenticated identities」にチェックを入れます。
  • Authentication providersで[Cognito]を選択します。
  • User Pool ID , App Client IDにCognito User Poolsで生成したそれぞれのIDを設定します。

Cognito-B-2

ロールはデフォルトのままで新規作成します。

デモ用Webクライアント

とりあえずDemoなのでindex.htmlに全部まとめてしまいました。

コード全部はGitHubに置いてますのでこちらをご参照ください。
GitHub – CognitoUserPoolsDemoWebClient

準備

amazon-cognito-identity-jsを使わせていただきます。

amazon-cognito-identity-jsのSetupに書いてますが、じゃっかん戸惑いましたので記載します。

あと、Demoなのでライブラリは全部index.htmlと同じディレクトリに置いてます。

  1. aws-sdk.jsをダウンロードしてindex.htmlと同じディレクトリに配置します。ついでにaws-cognito-sdk.jsも。

  2. jqueryを落として置くか、どこかから読み込むかします。

  3. RSA and ECC in JavaScriptからjsbn.jsとjsbn2.jsをダウンロードしてindex.htmlと同じディレクトリに配置します。

  4. Stanford JavaScript Crypto Libraryは[compile new version]を使うとログインのところでエラーとなるのでsjcl.js.zipをダウンロードしてindex.htmlと同じディレクトリに配置しました。

  5. moment.jsをダウンロードしてindex.htmlと同じディレクトリに配置します。

共通のん

  • configにリージョンとIdentity poolのIDを設定しています。
  • poolData にUser Poolで生成したUser poolのIDとクライアントIDを設定しています。

サインアップ

slide-5

slide-6

サインアップするとVerificationの設定のとおり、メールが届きます。

slide-8

この時点ではまだ「Unconfirmed」です。

アクティベーション

slide-7

slide-9

「Confirmed」になりました。

ログイン

slide-10

slide-11

ログイン成功です!!!


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第2版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - AWS , ,

ad

ad

  関連記事

Amazon CloudWatch クロスリージョンクロスアカウントダッシュボードを作成

本ブログのCloudFrontとWAFのアカウントと、EC2、RDS、S3などオ …

AWS Transit GatewayのVPN接続

上記のような構成で、オンプレミス側は東京リージョンのVPCでVyOSを起動して接 …

Well-Architected Tool レンズヴァージョンアップ

当ブログのWell-Architectedレビューを久しぶりにやろうと思い、We …

EC2スケジュールリザーブドインスタンスって終わりましたん?

ユーザーガイドのScheduled Reserved Instancesを見ると …

RDSの拡張モニタリングを有効にしました

RDS for MySQLです。 変更メニューで、[拡張モニタリングを有効にする …

Microsoft TeamsのIncoming Webhooksを使ってAWS Lambda(Python)からFeedlyの記事を自動投稿する

Microsoft Teamsの検証を始めましたので、Slackで自動化している …

AWS Elastic Beanstalkによって作成されたS3バケットはDeleteBucketが拒否されていた

ちょっとした検証をしたあとに、Elastic Beanstalkのアプリケーショ …

ヤマムギ vol.24 API GatewayでREST API作成と直接DynamoDB登録のデモをしました

2週間ぶりのヤマムギ勉強会デモなのでなんだか久しぶりな気がしました。 今日はポケ …

EC2スポットインスタンスの中断通知を受ける

オートスケーリンググループでEC2インスタンスをスポットインスタンスで使用してい …

CodeBuildで執筆原稿データをまとめた

今書いている原稿に対して編集者さんから、「できればで構わないのですが、章ごとにマ …