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Amazon LinuxにRedmine をインストールする(手順整理版)

      2021/08/12

Amazon LinuxにRedmineをインストールしました手順を記載します。

エラーなどで悪戦苦闘したところは別の記事「エラーと対応をそのまま記載版」でご確認ください。

amazon-linux

2015/11/15 追記

この環境、Railsの実行環境をdevelopmentにして起動した、というだけという事にいまさらながら気が付きました。
後々のプラグインインストールとかも含めてやり直さないとなーと思ってます。
それも含めて、以下をご参照いただければ幸いです。

Amazon Linux インスタンス

passengerのインストールでメモリ2GB必要なので、インスタンスタイプはt2.small以上。

必要パッケージのインストール

開発ツールなどをインストールする

MySQLをインストールする

Apacheをインストールする

ImageMagickと日本語フォントのインストール

Rubyはすでに入ってます

bundlerをインストールする

MySQLの設定

デフォルトキャラクタセットをUTF-8にする

MySQLの自動起動設定してとりあえず起動しておきます

MySQL初期設定ツールの実行

  • Enter current password for root (enter for none): 初期状態でrootのパスワード設定はないのでそのまま[Enter]
  • Set root password? [Y/n] rootのパスワード設定なのでyにして設定
  • Remove anonymous users? [Y/n] anonymous ユーザの削除なのでyで削除
  • Disallow root login remotely? [Y/n] rootユーザの接続をローカルに限定するかどうか
  • Remove test database and access to it? [Y/n] テスト用データベースを削除するかどうか
  • Reload privilege tables now? [Y/n] 設定を即時反映するかどうかなのでyで反映

Redmine用MySQLユーザとデータベースの作成

Redmine 3.0.0のインストール

Redmine 3.0.0をダウンロードして/var/lib/redmineに展開する

Redmineからデータベースへの接続設定ファイルを作成する

productionとdevelopmentで分けたほうがいいのかもしれませんが、とりあえずは1つのデータベースで設定しています。

※RDSに接続する場合はhostにRDSのエンドポイントを設定する

設定ファイル config/configuration.yml を作成する

Gemパッケージをインストールする

Redmineの初期設定

Passengerのインストール

PassengerとPassengerのApache用モジュールをインストールする

[Enter]を押していってインストールを実行。

passenger-install

完了です。
続いて書かれているとおりApacheの設定をします。

Apacheの設定

passenger.confを作成する

設定内容を再確認してテキストエディタにコピーします。

/etc/httpd/conf.d/passenger.confを作成します。

記述内容
Header以降の任意パラメータはとりあえず。
チューニングなど設定がまずければ後で変更します。
「RackBaseURI /redmine」はサブディレクトリで実行するための設定です。

Apache上のPassengerでRedmineを実行するための設定をする

今回はサブディレクトリで実行するように設定しました。

Apacheを起動して自動起動も設定する

動作確認

http://<IPアドレス>/redmine で確認

AWSのセキュリティグループでHTTPポートで接続出来るように設定しておく。

管理者のIDとパスワードは初期でadmin/adminなのでログインしてパスワードを変更してインストールは完了です。

Redmine


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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