ヤマムギ

growing hard days.

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Redmine3.0.0に CSV Importerプラグインをインストールする

      2015/11/08

バグ管理や開発の現場だけではなく進捗管理などにも重宝出来るRedmine。

そのRedmineにルーティンタスクを登録する際に、CSVで一括登録したい、という要望が当たり前のようにあります。

Redmineの有名なプラグインでIssue Importerというのがありますが、GitHubでもいくつもフォークされて派生バージョンが多々あります。

いくつか試してみて動作確認出来たものにたどり着けましたので、記録として残しておきます。

対象のバージョンを公開されている、momibun926さん、ありがとうございます。

https://github.com/momibun926/redmine_importer

後日、そのmomibun926さんからさらにご紹介いただいたバージョンが下記です。
おすすめいただいたので記事もこちらに差し替えさせていただきます。

https://github.com/mozamimy/redmine_importer

RedmineサーバーにIssue Importerプラグインをインストールする

環境はAWS EC2 Amazon LinuxでWebサーバはapacheです。

※RAILS_ENV=developmentも実行しているのはそうしないとエラーになるからです。
(うちの環境だけかもしれませんが。)

Redmineで操作

プラグイン確認

プラグインに「Issue Importer」が表示されています。

plugin-issue-importer

ロールで有効にする

必要なロールに[Importer]-[Import]を有効にする

プロジェクトで有効にする

必要な既存のプロジェクトの[モジュール]で有効にする
※新規プロジェクトでデフォルトで有効にするには、[管理]-[設定]-[プロジェクト]の「新規プロジェクトにおいてデフォルトで有効になるモジュール」でチェックを入れておきます。

インポートしてみる

該当プロジェクトにアクセスすると、「インポート」タブが出来ています。

redmine_menu

CSVを用意する

今回は最低限の項目のみ用意します。

トラッカー ステータス 優先度 題名 作成者 担当者 開始日 期日 予定工数
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~

作成者、担当者はログインアカウントを使用します。
開始日、期日はYYYY/MM/DD形式にしました。

作ったCSVを[ファイルを選択]で選択して、[ファイルをアップロード]を押します。

r-import-1

[各列のフィールドとの対応]画面でCSVの列と項目のマッチングが出来ます。
同じ名前にしているとデフォルトでマッチングしてくれています。

redmine-import

[確認]を押すとチケットが作成出来ます。

バージョンがあわないプラグインをインストールした際のエラー例

今回は、「undefined method `find_or_create_by_user_id’ 」でした。

importer_controller.rbの33行目の下記のind_or_create_by_user_idメソッドがねーぞ、って言われているのですね。

[ruby]
iip = ImportInProgress.find_or_create_by_user_id(User.current.id)
[/ruby]

フォークして直そうかとも思ったのですが、今以上に派生バージョンを増やすのもなーと思いまして。
momibun926さん、重ね重ねありがとうございます。

(補足)プラグインのアンインストール

エラーが出た後は一度きれいにアンインストールします。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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