Twilioで押されたプッシュボタンに応じてURLをSMSで送信する
ナビダイヤルのような電話自動通話案内で、押されたボタンに応じてWebページのURLをSMSで送信するデモをサンプルコードを元に動かしてみました。
目次
待受用のTwiml
[vim]
XXXXXXへお電話いただきましてありがとうございます。
グーグルのかたは、1、を。
ヤフーのかたは、2、を。
ビングのかたは、3、のプッシュボタンを押してください。
[/vim]
GatherタグのactionでSMSを送信するPHPを指定しています。
これによりボタンが押された後は指定したPHPへ処理が移ります。
SMSを送信するPHP
[php]
<php
$to = $_POST[‘From’];
$gather = $_POST[‘Digits’];
$account_sid = ‘<TwilioのAccount SID>’;
$auth_token = ‘<TwilioのAUTH TOKEN>’;
require_once(‘twilio-php-master/Services/Twilio.php’);
$client = new Services_Twilio( $account_sid, $auth_token );
$from = “+10000000000”;
if ($gather == “1”) {
$message = “www.google.co.jp”;
} elseif ($gather == “2”) {
$message = “www.yahoo.co.jp”;
} elseif ($gather == “3”) {
$message = “www.bing.com”;
} else {
$message = “押したボタンは”.$gather.”です。ご案内はありません。”;
}
try {
$client->account->messages->sendMessage($from,$to,$message);
} catch(Exception $e) {
echo $e->getMessage();
}
>
お問い合わせのページをご案内しました。
電話をお切りになって、ショートメッセージの受信をお待ちください。
[/php]
TwimlのGatherタグでmethodはPOSTを指定していたので、$_POST[‘From’]でかけてきた電話番号を、$_POST[‘Digits’]で押された番号を取得します。
account_sidとauth_tokenはTwilioのWebページを確認します。
TwilioのPHPライブラリをダウンロードして展開して使用します。
Fromの電話番号はSMSが使用出来るものを購入して使います。
(2015年10月現在では日本の番号ではSMSが使用出来ないようです。)
最後にSMSを送信し終わったら案内用のTwimlを記述します。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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