Oracle 12c インスタンスを起動してユーザーとテーブルを作成する
目次
環境
- Mac上のVirtualBox
- CentOS 7
- Oracle 12c
インスタンスを起動してユーザー作成
oracle ユーザの .bash_profileにORACLE_SID設定(export ORALCE_SID=orcl)を追加します。
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$ vim .bash_profile $ source .bash_profile |
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$ sqlplus sys as sysdba SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 日 1月 22 18:00:32 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved. パスワードを入力してください: アイドル・インスタンスに接続しました。 SQL> startup ORACLEインスタンスが起動しました。 Total System Global Area 754974720 bytes Fixed Size 2928968 bytes Variable Size 524291768 bytes Database Buffers 222298112 bytes Redo Buffers 5455872 bytes データベースがマウントされました。 データベースがオープンされました。 SQL> show con_name CON_NAME ------------------------------ CDB$ROOT SQL> show pdbs CON_ID CON_NAME OPEN MODE RESTRICTED ---------- ------------------------------ ---------- ---------- 2 PDB$SEED READ ONLY NO 3 PDB1 MOUNTED 4 PDB2 MOUNTED SQL> alter pluggable database all open; プラガブル・データベースが変更されました。 SQL> show pdbs CON_ID CON_NAME OPEN MODE RESTRICTED ---------- ------------------------------ ---------- ---------- 2 PDB$SEED READ ONLY NO 3 PDB1 READ WRITE NO 4 PDB2 READ WRITE NO SQL> alter session set container = pdb1; セッションが変更されました。 SQL> create user orcluser identified by password; ユーザーが作成されました。 SQL> grant unlimited tablespace to orcluser; 権限付与が成功しました。 SQL> grant connect to orcluser; 権限付与が成功しました。 SQL> grant create table to orcluser; 権限付与が成功しました。 SQL> quit Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing optionsとの接続が切断されました。 |
listnerの起動
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$ lsnrctl start LISTNER LSNRCTL for Linux: Version 12.1.0.2.0 - Production on 22-1月 -2017 18:51:31 Copyright (c) 1991, 2014, Oracle. All rights reserved. /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/bin/tnslsnrを起動しています。お待ちください... TNSLSNR for Linux: Version 12.1.0.2.0 - Production システム・パラメータ・ファイルは/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/network/admin/listener.oraです。 ログ・メッセージを/u01/app/oracle/diag/tnslsnr/localhost/listner/alert/log.xmlに書き込みました。 リスニングしています: (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost)(PORT=1521))) リスニングしています: (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=ipc)(KEY=EXTPROC1521))) (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=1521)))に接続中 リスナーのステータス ------------------------ 別名 LISTNER バージョン TNSLSNR for Linux: Version 12.1.0.2.0 - Production 開始日 22-1月 -2017 18:51:33 稼働時間 0 日 0 時間 0 分 0 秒 トレース・レベル off セキュリティ ON: Local OS Authentication SNMP OFF パラメータ・ファイル /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/network/admin/listener.ora ログ・ファイル /u01/app/oracle/diag/tnslsnr/localhost/listner/alert/log.xml リスニング・エンドポイントのサマリー... (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost)(PORT=1521))) (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=ipc)(KEY=EXTPROC1521))) リスナーはサービスをサポートしていません。 コマンドは正常に終了しました。 |
listner確認
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$ lsnrctl status LSNRCTL for Linux: Version 12.1.0.2.0 - Production on 22-1月 -2017 18:52:32 Copyright (c) 1991, 2014, Oracle. All rights reserved. (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=)(PORT=1521))に接続中 リスナーのステータス ------------------------ 別名 LISTNER バージョン TNSLSNR for Linux: Version 12.1.0.2.0 - Production 開始日 22-1月 -2017 18:51:33 稼働時間 0 日 0 時間 0 分 59 秒 トレース・レベル off セキュリティ ON: Local OS Authentication SNMP OFF パラメータ・ファイル /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/network/admin/listener.ora ログ・ファイル /u01/app/oracle/diag/tnslsnr/localhost/listner/alert/log.xml リスニング・エンドポイントのサマリー... (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost)(PORT=1521))) (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=ipc)(KEY=EXTPROC1521))) (DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcps)(HOST=localhost)(PORT=5500))(Security=(my_wallet_directory=/u01/app/oracle/admin/orcl/xdb_wallet))(Presentation=HTTP)(Session=RAW)) サービスのサマリー... サービス"orcl"には、1件のインスタンスがあります。 インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... サービス"orclXDB"には、1件のインスタンスがあります。 インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... サービス"pdb1"には、1件のインスタンスがあります。 インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... サービス"pdb2"には、1件のインスタンスがあります。 インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... コマンドは正常に終了しました。 |
tnsnames.oraに接続識別子を追加
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$ vim /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/network/admin/tnsnames.ora |
追加内容
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ORCLPDB = (DESCRIPTION = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = localhost)(PORT = 1521)) (CONNECT_DATA = (SERVER = DEDICATED) (SERVICE_NAME = pdb1) ) ) ~ |
ユーザーで接続してテーブル作成
ちなみに作るテーブルには大阪市オープンデータの自転車盗のデータを格納しようと思います。
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$ sqlplus /nolog SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 日 1月 22 18:53:14 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved. SQL> conn orcluser/password@ORCLPDB 接続されました。 SQL> create table bicycle_theft 2 ( 3 city varchar(50), 4 town_name varchar(50), 5 cho_number varchar(50), 6 crime varchar(50), 7 accomplishment varchar(50), 8 method varchar(50), 9 year varchar(10), 10 month varchar(10), 11 season varchar(50), 12 time_zone varchar(50), 13 occurrence_place varchar(50), 14 age varchar(50) 15 ); |
SQLDeveloperから確認
サービス名にプラガブル・データベースのサービス名を直接設定しました。
※pdborclではだめだった。不思議。
SQLDeveloperのデータインポート機能を使ってcsvからデータをインポートしました。
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「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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