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Google Apps ScriptでAdmin SDK Directory Serviceを使ってユーザの最終ログイン情報一覧を出力する

      2020/09/07

GoogleAppsで使わなくなったアカウントを確認する方法として、最終ログイン時間を調べる方法があるかと思います。
もちろん、IMAPでメール、CalDAVでカレンダーとかで使っているケースではこれでは確認出来ないのですが。
まあ、調査対象を明確にする事は出来るかと思います。
でも、ユーザ一覧でソートする事も出来ず、ある程度規模が多くなれば1件づつ見ていくわけにも行かないので、Google Apps SctiptでSpreadSheetに出力してしまいます。

まずはGoogle Apps ScriptでAdmin SDK Directory Serviceを使ってグループメンバー情報を出力するを参考にしていただいて、Admin SDK Directory Serviceを有効にしてください。

ユーザの最終ログイン情報を出力する方法

下のコードをSpreadSheetの[ツール]-[スクリプトエディタ]に書いて、実行したら、とりあえずSpreadSheetに今の状態が書き出せます。
ドメインとかメールアドレスとかは編集して自己責任で参考にしてください。

詳細は公式のAdmin SDK Directory Serviceのページを確認してください。

簡単に説明します。

「page = AdminDirectory.Users.list~」で指定ドメインのユーザのリストをpage変数に代入します。

で、「page.users」をループでまわして、
「var user = users[i]」でグループメンバーを代入します。

  • user.primaryEmail – メールアドレス
  • user.name.fullName – 表示名(日本後環境だと日本語名)
  • user.lastLoginTime – 最終ログイン時間

Admin_SDK_Directory_Service_-_Google_Apps_Script_—_Google_Developers


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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 - Google, GoogleAppsScript, Web ,

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