ヤマムギ

growing hard days.

*

AWS CLIからIAM Identity CenterへサインインしてCodeCommitのリポジトリを使用する

   

Macで操作しました。

AWS CLIバージョンアップ

aws-cli/2.1.38 Python/3.8.8 Darwin/23.2.0 exe/x86_64 prompt/off

ローカルでCLI使うの久しぶりでしたのでAWS CLI の最新バージョンのインストールまたは更新を参照してバージョンアップしました。

aws-cli/2.15.30 Python/3.11.8 Darwin/23.2.0 exe/x86_64 prompt/off

バージョンアップも楽になりましたね。

IAM Identity Centerのプロファイルを設定する

[aws configure sso ウィザードでプロファイルを設定する](aws configure sso ウィザードでプロファイルを設定する)の手順です。

aws configure ssoを実行して、SSO session nameは覚えやすい名前にしました。
SSO start URLはIAM Identity CenterのAWSアクセスポータルのURLです。
SSO regionには、IAM Identity Centerを設定しているリージョンを指定しました。
SSO registration scopesはデフォルトのsso:account:accessのままでEnterを押下しました。

Attempting to automatically open the SSO authorization page in your default browser.
If the browser does not open or you wish to use a different device to authorize this request, open the following URL:

https://device.sso.ap-northeast-1.amazonaws.com/

Then enter the code:

上記のメッセージが表示されて、ブラウザが開きました。

[Confirm and continue]を押下しました。

IAM Identity Centerにサインインしました。

MFAも設定されているので安心です。

[Allow]を押下しました。

認証が完了してMacのターミナルに戻ります。

続いてAWSプロファイルの設定が聞かれたので指定しました。

.aws/configのプロファイルが作成されました。

{
“UserId”: “XXXXXXXXXXXXXX:xxxxxxxxx@xxxxxxxxx”,
“Account”: “123456789012”,
“Arn”: “arn:aws:sts::123456789012:assumed-role/RoleName/xxxxxxxxx@xxxxxxxxx”
}

プロファイル指定のget-caller-identityコマンドで確認して、IAM Identity Centerから引き受けたIAMロールの認証を使っていることがわかりました。

.aws/configには上記の設定ができていました。
プロファイルtr-sso-codecommitがsso-sessionセクションを使用しています。

.gitconfigの設定

[credential “https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com”]
helper = !aws –profile tr-sso-codecommit codecommit credential-helper $@
UseHttpPath = true

東京リージョンのCodeCommitですので、https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.comに対してのgitコマンドを実行時に使用する認証情報として、CodeCommit認証情報ヘルパーでtr-sso-codecommitプロファイルを指定しました。

該当のディレクトリに移動して無事クローンできました。

認証情報がなくなると次のようなメッセージが出力されました。
Error loading SSO Token: Token for tr-sso does not exist

プロファイル名を指定してIAM Identity Centerにログインすればまたgitコマンドでの操作ができます。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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