ヤマムギ

growing hard days.

*

このブログをAWS大阪リージョンへ移行しました

   

大阪リージョン爆誕!!

朝起きて寝ぼけながらリージョンを見てると。

「大阪リージョン?」
「デフォルトで有効?」

ってことで大阪リージョンがローカルリージョンからレギュラーリージョンへとリリースされていました。

お昼ぐらいに公式情報も出てきました。
AWS、国内 2 拠点目となるリージョンを開設

移行対象のブログ

このブログの構成です。

東京リージョンで、RDS、EC2 AutoScaling、ALB、VPC、WAF、S3、CloudWatch、SystemsManager、SNSを使用しています。

諸々を移行しました。

S3の移行

新たに大阪リージョンにバケットを作成して、s3 syncコマンドで移行しました。
移行後は東京リージョンをレプリケーション先にして、災害対策としています。

SyncコマンドはEC2から実行しました。

件数とサイズを確認したところ、多少ずれがあったのでオブジェクト名だけ出力してdiffで確認しました。

影響なさそうなオブエジェクトだけでしたので、問題なしとしました。

MediaCloudで対象バケットを指定変更。
大阪はLocal表記でしたが大丈夫でした。

EC2, RDSの移行

VPCでサブネットを作成するときにAZが3つあったので、全部含めたVPCにしました。

AMIを大阪リージョンへコピーしました。

RDSはスナップショットを取得して大阪リージョンへコピーしました。

それぞれ、復元して起動テンプレートやALBなど必要なリソースを構築です。

Auto Scalingでスポットインスタンスを使ってるのですが、最初「MaxSpotInstanceCountExceeded – Max spot instance count exceeded. Launching EC2 instance failed.」になって、直後にメールで「You recently requested an AWS Service that required additional validation. Your request has now been validated for AWS Asia Pacific (Osaka-Local) region(s)」ってメッセージが来てそのあとは起動に成功しました。

現時点で大阪リージョンでできなかったこと。

  • WAFがなかったのでALBには設定していません。
  • インスタンスファミリー t3aが使えなかったのでt3のみで構成しています。
  • S3 Transfer Accelerationは未サポートだったのでCloudMediaで設定変更しました。
  • セッションマネージャはSystemsManagerコンソールから使いました。

リリース

CloudFrontでオリジンを追加して、Behaviorで切り替えてリリース完了です。

いやあ、このブログのEC2やRDSが関西のどこかにあるAWSのデータセンターで稼働していると思うと興奮しますね。

24時間ほど様子を見て問題なければ、東京リージョンの移行元リソースを削除します。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - AWS ,

ad

ad

  関連記事

Amazon API Gatewayでモックを作る

超シンプルなAPI Gatewayのサンプルがほしかったので、ユーザーガイドの手 …

ChatGPT APIをTeamsボットから使いました(AWS Lambda(Python) + API Gateway)

ChatGPT APIが有償で利用可能になったので、会社のTeamsボットに実装 …

Rocket.ChatのOutGoingWebhookからのAPI GatewayからのDynamoDB

少し前に、Rocket.ChatからOut Going Webhookを設定して …

AWS Toolkit for Eclipseで「Error Message: Unable to find a region via the region provider chain. Must provide an explicit region in the builder or setup environment to supply a region.」

AWS Toolkit for Eclipseをセットアップ(2021年版)の環 …

2017年、このブログ(WordPress(Amazon EC2 + RDS))で対応してきたこと

Amazon Web Services Advent Calendar 2017 …

S3オブジェクトロックを試しました

S3オブジェクトロックが必要になる要件に今のところ、出会ってないのでまだ設定した …

S3署名付きURL(GetObject)生成後にオブジェクトを上書きアップロードしたら

ダウンロードリクエストを実行したタイミングのオブジェクトがダウンロードされるので …

Azure AD SSOからAWS SSOに統合するための提供情報

Azure AD SSO担当者に送る情報をこちらの記事を見て確認しました。 チュ …

Pandocサーバーのコンテナイメージを作成する

マークダウンからEPUBへの変換をAWS Batchで行いたく、ECRにアップロ …

CloudFront用のAWS管理プレフィックスリストを使用しました

このブログでは、CloudFrontのカスタムヘッダーとALBのルーティングを組 …