AWS Storage Gateway File Gateway on EC2インスタンスにmacOSからNFS接続
2021/08/14
目次
S3バケットの作成
S3バケットはあらかじめ作成しておきました。
マネジメントコンソールから作成したデフォルトです。
バージョニングを有効にしました。
ゲートウェイの作成開始
ゲートウェイタイプはAmason S3ファイルゲートウェイを選択しました。
プラットフォームオプションでAmazon EC2を選択しました。
ここで[インスタンスの起動]ボタンでEC2インスタンスを作成しました。
EC2インスタンス
AMIは自動で選択されました。
検証向けなので、スポットインスタンスでm5a.xlargeにしました。
キャッシュストレージ用に150GBのCold HDDを追加しました。
セキュリティグループはアウトバウンドはデフォルトのままで、インバウンドにNFS2049(TCP/UDP)と、NFS v3クライアントに必要な111(TCP/UDP), 20048(TCP/UDP)、アクティベーションに必要なHTTP80をすべてマイIPから許可にしました。
ゲートウェイの作成続き
サービスエンドポイントはパブリックを選択しました。
IPアドレスはEC2インスタンスのパブリックIPアドレスです。
ゲートウェイ名やタイムゾーンを設定して、ゲートウェイのアクティベーションをしました。
これが終わったタイミングでセキュリティグループでHTTP80のインバウンドルールを削除しました。
ローカルディスクは追加したColdHDD EBSボリュームをキャッシュで指定しました。
CloudWatch Logsのロググループは新規作成しました。
ファイル共有の作成
[ファイル共有の作成]ボタンを押下しました。
予め作成しておいたバケットを指定しました。
S3からの自動キャッシュ更新は最小の5分にしてみました。
オブジェクトの保存先は標準にしました。
IAMロールは新規作成して、暗号化はSSE-S3にしました。
リクエスト元のIPアドレスを制限しました。
NFS接続してみる
ファイル共有の設定画面にコマンドがあります。
EC2インスタンスのプライベートIPアドレスが設定されています。
今回はこれをパブリックIPアドレスに変更して実行しました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
% mount_nfs -o vers=3,nolock,hard -v 3.235.74.55:/storage-gateway-yamashita filegw mount 3.235.74.55:/storage-gateway-yamashita on /Users/yamashita/Desktop/filegw mount flags: 0x0 socket: type:any file system locations: /storage-gateway-yamashita 3.235.74.55 inet 3.235.74.55 NFS options: fg,retrycnt=1,vers=3,hard,nolocks |
マウントできました。
ファイルを保存してみます。
S3バケットでもオブジェクトが確認できました。
メタデータが自動で設定されています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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