EC2 Auto ScalingカスタムメトリクスのモニタリングにCloudWatch検索式が便利でした
2021/03/14
目次
EC2 Auto Scalingで起動したインスタンスのカスタムメトリクス
このブログのEC2インスタンスは、CloudWatch Agentをインストール済のAMIからAuto Scalingで起動しています。
上記のようなメモリのようなカスタムメトリクス値のグラフをダッシュボードで固定的に可視化する場合に考えられる方法は、起動した後にウィジェットを編集してメトリクスを追加する方法ですが、面倒です。
自動化するのも面倒です。
そこで便利なのが、CloudWatch検索式でした。
CloudWatch 検索式の設定
ダッシュボードのメトリクスを設定するときに、[グラフの検索]ボタンをクリックすれば設定されます。
できました。
あとはダッシュボードを保存するだけです。
CloudWatch 検索式
[詳細]列の検索式を見てみます。
SEARCH(‘{CWAgent,AutoScalingGroupName,ImageId,InstanceId,InstanceType}’, ‘Average’, 300)
CWAgent,AutoScalingGroupName,ImageId,InstanceId,InstanceTypeは、名前空間とディメンションを指定しています。
私の環境でこの条件を満たすのは、Cloudwatch Agentによって送信されるメモリ使用率ですので、Auto Scalingグループで起動されたインスタンスのカスタムメトリクスのメモリ使用率を指定することができています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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