X-Ray SDK for Python でライブラリへのパッチ適用
2021/08/24
boto3でのAWS呼び出しとrequestsでの外部API呼び出しにパッチ適用しました。
目次
Lamdaレイヤー
X-Rayのモジュールはpipでローカルにインストールして、pythonディレクトリ配下に格納してZipにしてレイヤーにアップロードしました。
作業ディレクトリで実行。
1 2 3 4 |
$ mkdir python $ pip install aws-xray-sdk -t python $ zip python.zip -r python |
python.zipをレイヤーにアップロード。
Lambda関数アクティブトレース設定
該当のLambda関数にアクティブトレースの設定も有効にしておきました。
ソースコードでの呼び出し
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from aws_xray_sdk.core import xray_recorder from aws_xray_sdk.core import patch_all patch_all() |
該当のLambda関数に上記コードを追加しました。
結果確認
boto3、requestsを使ったAPI呼び出しがトレースされています。
エラーの発生はなかったようです。
トレース情報が確認できました。
アナリティクスで分析もできます。
外部のAPI呼び出しはそれなりに時間がかかることもあることがわかりました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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