ヤマムギ

growing hard days.

*

勉強会用にre:dashの環境構築した記録

   

先日の「ヤマムギVol5 BI ファーストステップ ~re:dash , PowerBI , Google Data Studio , Wave~」勉強会でre:dashの発表をするべく環境を構築しましたのでそのときの記録です。

環境

re:dashサーバ : AWS EC2 ubuntu (re:dash AMI) t2.micro
Database : MySQL on RDS 5.7 t2.micro
SampleData : 大阪市自転車窃盗データ、神戸市ロケ撮影地データ

re:dashのインストール


公式サイトに行きます。


[SETUP GUIDE]のページに行きます。


AWSのAMIのリンクがあるのでus-east-1を選択しました。


インスタンスタイプをt2.microを選択しました。


IAMロールを付与して削除保護の有効化をしてます。


ストレージは検証用なのでデフォルトの8GBのままにしました。


Nameタグを「redash」にしました。


セキュリティグループを新規作成してHTTPを開放、SSHを自IPのみにしました。

これでSSHキーをダウンロードしてEC2インスタンスが起動します。

起動したらElastic IPを割り当てて、Route53でAレコードを設定しました。

re:dashアップデート

re:dashサーバにSSHログインします。

OSがUbuntuなのでユーザ名はubuntです。

以前は、fabricスクリプトを使ってやや面倒なアップデート手順だったのですが、楽になってます。
しかもv1系からはwgetもしなくていいようです。

でもAMIはv0系だったのでupgradeファイルをダウンロードして実行します。

v0系からのアップデート

管理ユーザーのパスワード変更

re:dashサーバにブラウザからアクセスします。

管理者の初期設定は admin/admin です。

メールアドレスを設定してパスワードを変更します。

ユーザー作成

Usersからユーザーを作成します。

/opt/redash/.env
にメールサーバ設定をすれば登録したメールアドレスにメールが送信されますが、今回は検証なので設定してません。

作成した時にパスワード設定のためのURLが表示されるのでそれを使って設定してしまいます。

MySQL on RDS 5.7

MySQL on RDS 5.7はほとんどデフォルトで作成しています。

セキュリティグループでMySQL/Aurora(3306)ポートへのアクセスは、re:dash インスタンスに設定したセキュリティグループのみにしています。

大阪市自転車窃盗データ(オープンデータ)


平成28年大阪市の犯罪発生情報から自転車盗(その1)と(その2)のCSVデータをダウンロードしました。

文字コードがSJISだったのでTextWranglerでUTF-8に変更しています。

あと、データベースではユニークIDをふりたかったので1列目にブランク列を挿入してload data local infileでre:dashサーバからMySQLへ挿入しています。

大阪市自転車窃盗データテーブル

神戸市ロケ地データ(オープンデータ)


ロケ地情報一覧から作品別のCSVデータをダウンロードしました。

ロケ地データテーブル

re:dash データソースの設定

re:dashのデータソースで上記のテーブルを作成したデータベースを設定します。

これで環境構築は以上です。

ここから先の検証手順は次のスライドに書いています。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - BI

ad

ad

  関連記事

re:dashのパラメータクエリでシングルクォーテーションが文字参照に変わって検索できないので出来るようにする

re:dashでシングルクォーテーションをパラメータとして渡したい場合の方法に悩 …

AWS上にMetabaseサーバーを起動してみました

データ可視化ツールのMetabaseがいいらしいという声をいくつか聞いたのでAW …

re:dashで必須でない検索条件を作りたい

re:dashで必須ではない任意検索のためのフォームを実装したい、となりましたの …

re:dash Error running query: ‘ascii’ codec can’t encode characters

エラー内容 re:dashの画面に「Error running query: & …

Re:dash CSVの出力文字コードをUTF-8からShift-JISに変更する

Re:dashの[Download Dataset] – [Down …

Re:dash CSVの出力コードをUTF-8から他の文字コードに変更する事が出来るようになります

先日、Re:dash CSVの出力文字コードをUTF-8からShift-JISに …

Re:dashを0.12系から1.0系へアップグレードする

1.0系が正式リリースになったので0.12系からアップグレードしました。 .en …

RedashでSendGridのActivityを見る(Amazon S3 -> Athena経由)

Redash Advent Calendar 2017に参加しましたので、今年リ …

Backlogの実績工数をAmazon QuickSightで可視化してわかったこと

今年に入ってから、Backlogで個人タスクを登録しだして、予定工数、実績工数を …

Pentaho Communitation EditionをAWS EC2 Amazon Linux にインストールしてみました

BIというか、簡単なグラフが表示出来ればいいレベルでいいので、商用のBIを購入す …