AWS GlueでAurora JDBC接続でS3へのジョブを実行
Aurora Serverless v1のMySQLタイプデータベースからS3へ、特定のテーブルレコードをJSON形式で保存しました。
目次
前提
- Aurora Serverless v1のVPCにはS3ゲートウェイVPCエンドポイントがあり、サブネットにはルートがある
- Aurora Serverless v1インスタンスのセキュリティグループインバウンドには自IDからのすべてのトラフィックを許可してGlueも同じセキュリティグループを使用する
接続の作成
まずAuroraへの接続を作成しました。
接続名を入力して、接続タイプにJDBCを選択しました。
接続タイプにRDSもあったのですが、Aurora Serverless v1のインスタンスが選択肢に出てこなかったので、JDBCにしました。
JDBC URLはこのようになりました。
jdbc:mysql://eccube-cluster.cluster-c3gngubysyz7.us-east-1.rds.amazonaws.com:3306/eccube
データベースユーザー名、パスワード、VPC、サブネット、セキュリティグループを設定しました。
作成できたのでテストしました。
テストが正常完了しました。
クローラーの作成と実行
クローラーの作成では、データストアにJDBCで作成した接続を選択しました。
インクルードパスはデータベース/テーブルでした。
クローラー作成後、実行しました。
接続とスキーマを含むデータカタログテーブルが作成されました。
ジョブの作成と実行
続いてジョブを作成しました。
ソースにテーブルを設定しました。
マッピングはデフォルトのままにしました。
ターゲットのS3バケットとプレフィックスを指定して、フォーマットはJSONにしました。
そしてジョブを作成して実行後、ターゲットにデータが生成されました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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