Lambdaバージョンとエイリアスとトリガー
2021/07/08
Lambdaのバージョン、エイリアスにはそれぞれ別のトリガーが設定できます。
上図のように、バージョン1、2を作成して、エイリアスprod, beta, devを作成して、同一のS3バケットのプレフィックス(赤字)を分けてトリガーを設定しました。
そして下記のコードをデプロイして、各プレフィックス別にオブジェクトをアップロードしました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
import json def lambda_handler(event, context): # TODO implement print(event) print(context.function_version) print(context.invoked_function_arn) return { 'statusCode': 200, 'body': json.dumps('Hello from Lambda!') } |
prod/トリガーでは、ARNはprod、バージョンは1でした。
v1/トリガーでは、ARNは1、バージョンは1でした。
beta/トリガーでは、ARNはbeta、バージョンは2でした。
v2/トリガーでは、ARNは2、バージョンは2でした。
個別にプッシュ型のトリガーが設定できるということは、Lambda関数のリソースベースポリシーも変更できるということで、バージョンはイミュータブルですが、トリガーとリソースベースポリシーはイミュータブルではないということですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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