LINE Bot APIのファーストステップをLambda+API Gatewayでやってみたらものすごく簡単で驚いた
トライアル当初はホワイトリストのしばりや、初回反応するまで時間がかかったりとみなさん困っていたようですが、遅ればせながらやってみると色々解消されているようで、すさまじく簡単に、Botのハローワールド、Lチカともいえるオウム返しが確認出来ましたので一応メモ。
本記事の情報は2016/8/14時点のものです。
Lambda(Python)のコード
GitHubはこちらです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
LINEBOT_API_EVENT ='https://trialbot-api.line.me/v1/events' LINE_HEADERS = { 'Content-type': 'application/json; charset=UTF-8', 'X-Line-ChannelID':'xxxxxxxxxxx', 'X-Line-ChannelSecret':'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx', 'X-Line-Trusted-User-With-ACL':'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx' } |
Headersの各値
LINE Developersのアカウント画面からコピペします。
- X-Line-ChannelID : チャンネルID
- X-Line-ChannelSecret : チャンネルシークレットキー
- X-Line-Trusted-User-With-ACL : チャンネルMID
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
msg = event['result'][0] text = msg['content']['text'] from_id = msg['content']['from'] content = { 'contentType':1, 'toType':1, 'text':text } send_msg = { 'to':[from_id], 'toChannel':1383378250, 'eventType':'138311608800106203', 'content':content } post_response = requests.post(LINEBOT_API_EVENT,headers=LINE_HEADERS,data=json.dumps(send_msg)) logger.info(post_response) |
bot宛に送信されたメッセージをevent[‘result’][0]で取得してます。
textにメッセージ内容とfrom_idにLINEのIDを取得してます。
- to : 150ユーザーが上限の配列
- toChannel : 1383378250が共通固定値
- eventType : ‘138311608800106203’が共通固定値
- contentType : 1 Text,2 Image,3 Video,4 Audio,7 Location
- toType : 1 toUserそれ以外は不明
LambdaとAPI Gatewayの設定
何も特別な事はいりません。
上記のコードをrequestsモジュールとまとめていつものようにzipをアップロードするだけです。
API Gatewayもレスポンスやリクエストの設定は何も変更していません。
LINE側の設定
Callbak URLにAPI GatewayのエンドポイントURLを指定します。
が、そのままではセキュリティがだめ、って怒られるので、ポート番号443をつけます。
具体的には、「amazonaws.com」を「amazonaws.com:443」ってします。
これだけでオウム返しが出来ました。
この先は送信されたメッセージをどう扱うか、
どういった内容を送信するか、
コーディングしてけばいいと思います。

開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITトレーナー2年目のSoftware Engineerです。
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