AWS Organizationsで新規メンバー登録したアカウントを組織から離して解約
2022/01/01
2021年現在ではこの方法しかないと認識していますので書き残します。
そのうち新機能でもっと簡単になってくれるといいですね。
目次
AWS Organizationsで新規作成されたメンバーアカウント
AWS Organizationsで新規作成されたメンバーアカウントは、支払い方法の登録、所有者電話確認が完了していないので単独のAWSアカウントとして独立することができません。
AWS Organizationsの[除外]ボタンで組織から離そうとすると、
ConstraintViolationExceptionが発生してエラーになります。
メンバーアカウントの初期登録
メンバーアカウントにrootユーザーでサインインして初期登録を完了させる必要があります。
メンバーアカウントのパスワードは自動的に設定されますが、IAMロールでクロスアカウントアクセスする前提なので、作成時のパスワードを知りません。
サインイン画面でrootユーザーでサインインを選択してメールアドレスを入力しました。
セキュリティチェックをクリアします。
パスワード入力画面で「パスワードをお忘れですか?」を選択しました。
セキュリティチェックをクリアしてパスワード再設定リンクをメールに送信します。
メールのリンクからアクセスして、パスワードを再設定しました。
このままサインインに進みます。
サインインした後、Organizationsにアクセスして、[この組織を離れる]操作をしました。
もちろん離れることはできないのですが、ここで表示される「アカウントのサインアップステップを完了」リンクを選択しました。
まず、クレジットカードを登録して。
電話番号を入力してセキュリティチェックを入力。
電話がかかってくるので、画面に表示された4桁の数字を電話のダイヤルでタップ。
最後にサポートプランを選択して完了。
もう一度、Organizationsで組織から離れる操作をすると、組織から除外成功しました。
AWSアカウントの解約
Organizations組織から除外すると、アカウントメニュー(右上のアカウント名から選択)が設定できるので、一番下までスクロールして、各確認のチェックをして[アカウントの解約]ボタンを押下しました。
アカウント解約が完了しました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
【PR】 「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
【PR】 「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第2版」という本を書きました。
【PR】 「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト」という本を書きました。
【PR】 「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
【PR】 「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
Amazon LinuxにAlfresco Community Editionをインストールする
ダウンロード準備 Alfresco公式サイトで、「エンタープライズコンテンツ管理 …
-
-
AWS Organizations組織の移動
AWS Organizations組織の移動 やりたいことは、Organizat …
-
-
Amazon WorkSpaces Web Accessを有効化する
仕事がら、Amazon WorkSpacesをディレクトリも含めて一時的にセット …
-
-
「AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー」の出版が確定したのでAmazon著者セントラルに登録した
初の執筆本、「AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー」の出版が確 …
-
-
EC2 VyOSで/etc/resolv.confを設定しました
EC2でVyOSを起動してSSHで接続して確認していたところ、どうもVyOSから …
-
-
ChatGPT APIをTeamsボットから使いました(AWS Lambda(Python) + API Gateway)
ChatGPT APIが有償で利用可能になったので、会社のTeamsボットに実装 …
-
-
AWS BackupでRDSスナップショットをクロスリージョンコピー
クロスリージョンでコピーしたい対象と理由 このブログはブログのアーキテクチャをコ …
-
-
Route 53で不要なドメインを削除
勢いで作ったけど結局使うのをやめたドメインがあります。 要らないので削除しました …
-
-
EC2ユーザーデータからメタデータを取得してRocket.Chatで80ポートを使用する
Rocket.Chatのデフォルトポート番号は3000です。 80を使うようにす …
-
-
S3署名付きURL(GetObject)生成後にオブジェクトを上書きアップロードしたら
ダウンロードリクエストを実行したタイミングのオブジェクトがダウンロードされるので …