ヤマムギ

growing hard days.

*

Pandocサーバーのコンテナイメージを作成する

   

マークダウンからEPUBへの変換をAWS Batchで行いたく、ECRにアップロードするためにまずコンテナイメージを作成しました。
普段コンテナ使ってないので苦戦しながらやりましたが、ちょっと仲良くなれた気はします。

Pandocのコンテナイメージをローカルにダウンロードする

環境はMacです。

まず、ベースになるDockerイメージをDocker Hubで探しました。

pandoc で検索してMost Popularなのが jagregory/pandocでしたので、それをpullしました。

とりあえず動かして確認してみました。

runしてすぐにExitedになりました。
コンテナイメージのドキュメントを見ると使い方が書いてあって、ディレクトリを/sourceディレクトリにして、変換前のファイルと変換後のファイル名とフォーマットを指定して実行するらしい。

自分が欲しかったのはPandocが実行されているサーバー環境だったのでこれではないらしい。
Amazon LinuxのコンテナイメージにPandocをインストールすることにしました。

Amazon Linux コンテナイメージにPandocをインストールする

入れた〜

EPEL リポジトリの有効化はこちらを見ました。

CentOS、RHEL、または Amazon Linux が実行されている Amazon EC2 インスタンスに対して EPEL リポジトリを有効にする方法を教えてください。

イメージのIDを確認してコンテナイメージを作成します。

テストするためにローカルディレクトリをマウントさせてコンテナを起動しました。

ローカルのディレクトリはフルパスで指定するんですね。
そしてそのパスは、Docker for Macの設定で設定されているディレクトリの配下である必要があるそうです。

何はともあれ、マウントできたので、変換テストをしてみます。

日本語でもテストをしてみました。

コンテナ上で作成したファイルが、マウント先のMacのディレクトリにもできてました。

Sample.mdの内容はこちらです。

Sample_ja.mdの内容はこちらです。

確認してみると、日本語もちゃんとEPUBになってました。

これでとりあえずイメージが出来たので先にすすめます。
今日はひとまずここまで。

あと、今回よく使ったコマンドで、Dockerコンテナの削除です。

試してダメならコンテナを削除してイメージからやり直せばいいので、すごく便利ですね。
コンテナが便利なことは頭ではわかっていたのですが、手を動かして実感すると違います。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - AWS , ,

ad

ad

  関連記事

Projectタグを強制するSCPでアクションやリソースを限定しないとき成り立つのか

ふと疑問に思ったので試しました。 予想は、拒否されてしまう、です。 [crayo …

EC2インスタンスWindowsでセッションマネージャーを使う

WindowsのEC2インスタンスでセッションマネージャーを使ってみたことがない …

VPC内のLambdaからVPCエンドポイント経由でSecrets Managerを使う

InternetGatewayのないVPCでMySQLに対して一日数回のレポーテ …

AWS Toolkit for Eclipseをセットアップ(2021年版)

AWS Toolkit for Eclipseをセットアップするで6年前に書いて …

AWS Certificate Manager証明書とAmazon Route 53でAmazon API GatewayのAPIのカスタムドメイン名前解決する

AWS Certificate ManagerとAmazon Route 53と …

PyCharmにAWS CloudFormationプラグインをインストールして入力補完してみる

JetBrainsのPython統合開発環境(IDE)のPyCharmを1年ちょ …

AtomエディタでEC2のファイルを直接編集する

Webページを編集していてEC2のファイルをvimエディタでさわったりしています …

Route 53 の加重ラウンドロビンルーティングでロードバランサー

Route 53の加重ラウンドロビンで両方1に設定してみました。 上図はイメージ …

Lucidchart AWSアカウントからインポート機能で自動作図

SNSでLucidchartというサービスが話題になってました。 AWSの環境を …

CloudWatchアラームをAWS CLIでテスト

CloudWatchアラームをテストするコマンドです。 –state …