AWS Transfer Family S3向けのSFTP対応サーバー
2021/09/12
S3バケットは作成済です。
目次
IAMロールの作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": { "Service": "transfer.amazonaws.com" }, "Action": "sts:AssumeRole" } ] } |
IAMロール作成時にTransferを選択するとtransfer.amazonaws.comの信頼ポリシーができました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 |
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Sid": "AllowListingOfUserFolder", "Action": [ "s3:ListBucket" ], "Effect": "Allow", "Resource": [ "arn:aws:s3:::yamashita-transfer" ] }, { "Sid": "HomeDirObjectAccess", "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:PutObject", "s3:GetObject", "s3:DeleteObject", "s3:DeleteObjectVersion", "s3:GetObjectVersion", "s3:GetObjectACL", "s3:PutObjectACL" ], "Resource": "arn:aws:s3:::yamashita-transfer/*" } ] } |
実行ポリシーはユーザーガイドのとおりで作成しました。
SSHキーの作成
1 2 3 |
ssh-keygen -P "" -m PEM -f aws-ft chmod 600 aws-ft |
macOSで作成しました。
後でSFTP対応サーバーのユーザー追加でaws-ft.pub(公開鍵)の内容を貼り付けます。
aws-ft(秘密鍵)は認証時に使用します。
SFTP対応サーバーの作成
プロトコル選択でSFTPを選択しました。
IPプロバイダーでサービスマネージドを選択しました。
エンドポイントのタイプはパブリックアクセス可能にしました。
ドメインでS3を選択しました。
CloudWatch ログ記録では、新しいロールを作成しました。
暗号化アルゴリズムはデフォルトのままです。
作成されたサーバーを選択して、[ユーザーを追加]ボタンを押下しました。
ユーザー名を入力してあらかじめ作成しておいたTransfer用のIAMロールを指定しました。
追加でポリシーでの権限の絞り込みができるようですが、今回はこのままにしました。
ホームディレクトリであらかじめ作っておいたS3バケットを選択しました。
ユーザー名と同じプレフィックスが自動的に設定されました。
[制限付き]にチェックしたことで指定したプレフィックス以下しかコントロールできなくなります。
接続テスト
1 2 3 4 5 6 |
sftp -i aws-ft yamashita@s-074dd40c9cd84fdb8.server.transfer.us-east-1.amazonaws.com Warning: Permanently added the RSA host key for IP address '44.193.96.237' to the list of known hosts. Connected to s-074dd40c9cd84fdb8.server.transfer.us-east-1.amazonaws.com. sftp> put sftp-test.txt |
オブジェクトがアップロードされていました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
Amazon CloudSearchからAmazon Elasticsearch Serviceへ変えました
全文検索をする必要がありまして、本当はCloudSearchを使い続けたいのです …
-
-
Amazon SES, S3で受信したメールをAWS Lambda, SESで別のメールへ転送する
Amazon SESでメール受信で受信したメールを、毎回S3バケットに見に行って …
-
-
「CMC_Central 2024」に参加しました
個人サポーターとしてCMC_Central 2024に参加しました。 オープニン …
-
-
IAM Access Analyzerの検出をEventBridgeルールで検知して通知する
やりたかったことは使用可能としているリージョンのIAM Access Analy …
-
-
T2.microからT3.nanoに変更(メモリエラーも対応)
このブログのEC2インスタンスをT2.micro 1インスタンスからT3.nan …
-
-
Amazon Connectから問い合わせ追跡レコード(CTR)をエクスポート
Amazon Connectから発信した電話に出たのか、出なかったのかを確認した …
-
-
AtomエディタでEC2のファイルを直接編集する
Webページを編集していてEC2のファイルをvimエディタでさわったりしています …
-
-
Amazon API GatewayのIAM認証の動作を確認しました
API GatewayのIAM認証は、IAMユーザーが実行できるように認証する、 …
-
-
Amazon Rekognitionでイベント参加者の顔写真を解析して似ている人ランキングをその場で作る
2017/9/21に開催されたAWS Cloud Roadshow 2017 大 …
-
-
Cloud9でAWS CDK環境
最初ローカルに作ろうと思ったのですが、環境依存がというか、Macbookの環境で …