Cloud9でAWS CDK環境
最初ローカルに作ろうと思ったのですが、環境依存がというか、Macbookの環境でCLI入れ直しとか面倒になったので、Cloud9で環境を作りました。
2018年12月29日現在のバージニア北部で構築しました。
目次
マネジメントコンソールからCloud9環境新規作成
[Create environment]から環境を新規作成しました。
環境名はなんでもいいので、「cdk」にしました。
Cloud9用のEC2のパラメータはデフォルトのままにしました。
- t2.micro
- Amazon Linux2
- 30分のアイドル状態で自動停止
- VPCはデフォルトVPC
確認して作成します。
Cloud9ターミナルでCDKインストール
作成後、下部のターミナルペインでコマンドを実行します。
モジュールアップデート
1 2 |
sudo yum -y update |
CDKのインストール
1 2 |
npm install -g aws-cdk |
CDKのバージョン確認
1 2 |
cdk --version |
バージョンが表示されてインストールが完了していればOK
Pythonのバージョン確認
1 2 |
python --version |
Python3系であればOK
pipのバージョン確認
1 2 |
pip --version |
3系であればOK
pipが2系の場合、update-alternativesコマンドで3系に変更します。
下記例の場合は、2を選択します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 |
sudo update-alternatives --config python There are 2 programs which provide 'python'. Selection Command ----------------------------------------------- *+ 1 /usr/bin/python2.7 2 /usr/bin/python3.6 Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 2 |
設定後、pipのバージョン確認をします。
1 2 |
pip --version |
完了です。
ローカルに依存しない使い捨てできる開発環境っていいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
RDS自動バックアップの自動クロスリージョンコピー
このブログのRDS for MySQLはAWS Backupで大阪リージョンから …
-
-
RDS ProxyをAurora MySQLで
Lambda関数をたくさん同時実行してMySQLにアクセスしても大丈夫なようにR …
-
-
AWS CodeStarのプロジェクトテンプレートLambda+Pythonによって生成されるもの
勉強会のデモで、AWS CodeStarのプロジェクトテンプレートLambda+ …
-
-
Amazon Keyspacesのキースペースを作成してみました
Amazon Keyspaces(Apache Cassandra互換のマネージ …
-
-
AWS Systems Managerパラメータストアで「Parameter name must be a fully qualified name.」
パラメータストアでパラメータ階層を作成しようとして、パラメータ名に例えば「wor …
-
-
Rocket.ChatからOut Going Webhookを設定してみる
API GatewayとLambda とりあえず、どんなデータが飛んでくるのか見 …
-
-
Projectタグを強制するSCPでアクションやリソースを限定しないとき成り立つのか
ふと疑問に思ったので試しました。 予想は、拒否されてしまう、です。 [crayo …
-
-
Amazon Chimeのチャットを使ってみました
Amazon Chimeはビデオミーティングや配信したりというサービスですが、チ …
-
-
Redmineの添付ファイルをS3に同期する
RedmineをAWS上で構築するデザインを考えていて、せっかくなので冗長化しよ …
-
-
BearからNotionへの引っ越し(Amazon Q Developer for CLIに丸投げ)
MacとiPhoneでのテキスト管理と共有で長年Bearを使っていましたが、Wi …