EC2 Auto Scalingグループでインスタンスの更新を実行
このブログのAMI、起動テンプレートを更新して、EC2 Auto Scalingグループのインスタンスの更新機能を使って更新してみました。
過去に手動で行っていたローリングアップデートを自動実行してくれる機能で非常に便利でした。
目次
設定
あらかじめインスタンスメンテナンスポリシーを設定しておきました。
可用性重視にしました。
新たなインスタンスが起動してから古いインスタンスを終了してくれます。
追加バッチによるローリングデプロイの動きのようです。
更新を実行する
AMIと起動テンプレートの新バージョンを作成して、デフォルトバージョンを新しいバージョンにしておきました。
EC2 Auto Scalingでは、起動テンプレートのバージョンはデフォルトとしています。
EC2コンソールのAuto Scalingの[インスタンスの更新]タブで[インスタンスの更新を開始する]ボタンをクリックしました。
メンテナンスポリシーの設定が適用されていますが、変更もできるようです。
可用性重視にしているので、最大3つのインスタンスが起動することもあります。
チェックポイントを設定して途中確認したり、待機時間の設定もできるようです。
スキップマッチングは、すでに更新済みのEC2インスタンスを無視する機能のようです。
今回はすべてが更新対象です。
起動テンプレートの特定バージョンを指定した更新や、インスタンスタイプ、購入オプションも個別指定できるようです。
[インスタンスの更新]ボタンをクリックして開始しました。
更新確認
更新が始まりました。
新たなEC2インスタンスが起動し始めました。
新しいEC2インスタンスの起動が正常に完了すると、既存のEC2インスタンスが1つドレイニングになりました。
[インスタンスの更新]タブで進捗が確認できます。
更新が無事完了し、EC2インスタンスが置き換わりました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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