ヤマムギ

growing hard days.

*

Windows EC2インスタンスでEBSとインスタンスストアを使用する

   


Amazon EBS基本のデモ(「AWS認定試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」のデモ)で行ったデモの内容です。
あまりインスタンスストアを使うこともないので書き残しておきます。

EC2インスンタンスの起動

リージョンはバージニア北部で、Microsoft Windows Server 2019 Baseを選択しました。

インスタンスタイプはインスタンスストアを使いたいので、c5ad.largeにしました。

ストレージ設定で、ephemeral0はすでに設定されています。
ついでに2つ目のボリュームの見え方も確認するために、スループット最適化HDDで125GBのEBSボリュームも追加しています。
125GBはスループット最適化の最低容量でした。

タグを設定して、セキュリティグループはRDP 3389ポートをマイIPで有効にして、新しいキーペアを作成して起動しました。

Windowsの設定

EC2インスタンスが起動したら、[接続]メニューのRDPクライアントでダウンロードしておいた秘密鍵を使ってAdministratorのパスワードを複合化して、リモートデスクトップでログインしました。

エクスプローラーで見てみるとCドライブしかありませんでした。

ディスクの管理で見ると125GBの2つ目のEBSボリュームと、インスタンスストアが未初期化の状態でした。
このまま初期化して、ステータスがOnlineになりました。

それぞれのディスクを選択して、[New Simple Volume]を選択しました。
ウィザードが実行されるので、デフォルトのまま終了しました。

2つ目のEBSボリュームがDドライブ、インスタンスストアがEドライブに設定されました。

EC2インスタンスを停止して開始する

Dドライブ、Eドライブにテキストファイルを保存して、EC2インスタンスを停止、開始してみました。

OSをシャットダウンすることでEC2インスタンスも停止になりました。

マネジメントコンソールの[インスタンスの状態]から[インスタンスを開始]にしました。

開始したインスタンスではDドライブは割り当てられたままで、テキストファイルも残ってましたが、Eドライブはありません。

新たなインスタンスストアが利用可能になっていました。
これはインスタンスストアはEC2のホストの領域を使用していて、EC2インスタンスが停止して開始したときにホストが変わっているからですね。
ですので、永続性が必要なデータ = EC2インスタンスが停止しても保持しておかなければならないデータはEBSを使用する、インスタンスストアを使用してはいけない、とよくドキュメントに出てきますが、こういうことなのですね。

リソースの削除

検証が終われば削除します。
削除したもの。
* EC2インスタンス
* 追加したEBSボリューム
* セキュリティグループ
* キーペア


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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