CloudFormation Lambda-backedカスタムリソースチュートリアルをやりました
2021/08/09
チュートリアル: Amazon マシンイメージ ID を参照するの手順に従ってやってみました。
サンプルのシナリオでは、カスタムリソースによってAMI IDを取得して、EC2インスタンスを起動します。
目次
サンプルパッケージをS3にアップロード
チュートリアルのLinuxAMI向けサンプルパッケージをダウンロードしました。
https://s3.amazonaws.com/cloudformation-examples/lambda/amilookup.zip
手順では、このままS3バケットを作ってアップロードですが、コードを見てみました。
Node.jsのjsファイルが1つ格納されたzipでした。
ec2.describeImagesで、AMI ID一覧を取得しています。
CloudFormationテンプレートURLを指定して実行
カスタムリソースはここで、ServiceTokenでLambdaのARNを指定していました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
"AMIInfo": { "Type": "Custom::AMIInfo", "Properties": { "ServiceToken": { "Fn::GetAtt" : ["AMIInfoFunction", "Arn"] }, "Region": { "Ref": "AWS::Region" }, "Architecture": { "Fn::FindInMap" : [ "AWSInstanceType2Arch", { "Ref" : "InstanceType" }, "Arch" ] } } }, |
EC2インスタンスのImageIdでカスタムリソースのIdを指定していました。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
"SampleInstance": { "Type": "AWS::EC2::Instance", "Properties": { "InstanceType" : { "Ref" : "InstanceType" }, "ImageId": { "Fn::GetAtt": [ "AMIInfo", "Id" ] } } }, |
実行してみてLambdaのログ確認。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 |
{ "RequestType": "Create", "ServiceToken": "arn:aws:lambda:us-east-2:123456789012:function:cfn-custom-test-AMIInfoFunction-61QM467KMJPS", "ResponseURL": "https://cloudformation-custom-resource-response-useast2.s3.us-east-2.amazonaws.com/arn%3Aaws%3Acloudformation%3Aus-east-2%3A354679900484%3Astack/cfn-custom-test/bf321240-b7b7-11eb-b482-0a855f8e3818%7CAMIInfo%7Cf49a0b92-ed7f-4ca3-897b-f55db96ee0c0?X-Amz-Algorithm=AWS4-HMAC-SHA256&X-Amz-Date=20210518T090243Z&X-Amz-SignedHeaders=host&X-Amz-Expires=7199&X-Amz-Credential=AKIAVRFIPK6PGI5JAKHW%2F20210518%2Fus-east-2%2Fs3%2Faws4_request&X-Amz-Signature=b36ccfaac4df0677559a3fb3237ec7ab3ca22248e26ddb25fd5337b152173f41", "StackId": "arn:aws:cloudformation:us-east-2:123456789012:stack/cfn-custom-test/bf321240-b7b7-11eb-b482-0a855f8e3818", "RequestId": "f49a0b92-ed7f-4ca3-897b-f55db96ee0c0", "LogicalResourceId": "AMIInfo", "ResourceType": "Custom::AMIInfo", "ResourceProperties": { "ServiceToken": "arn:aws:lambda:us-east-2:123456789012:function:cfn-custom-test-AMIInfoFunction-61QM467KMJPS", "Architecture": "HVM64", "Region": "us-east-2" } } |
eventに含まれるResponseURLに、以下のようなresponseを生成して、POSTしていました。
StackId、RequestId、LogicalResourceIdもeventに含まれていました。
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{ "Status": "SUCCESS", "Reason": "See the details in CloudWatch Log Stream: 2021/05/18/[$LATEST]72dda23573e44d8da5ff94fd5359f510", "PhysicalResourceId": "2021/05/18/[$LATEST]72dda23573e44d8da5ff94fd5359f510", "StackId": "arn:aws:cloudformation:us-east-2:123456789012:stack/cfn-custom-test/bf321240-b7b7-11eb-b482-0a855f8e3818", "RequestId": "f49a0b92-ed7f-4ca3-897b-f55db96ee0c0", "LogicalResourceId": "AMIInfo", "Data": { "Id": "ami-0609df53e9a5df49c" } } |
DataのIdを{ “Fn::GetAtt”: [ “AMIInfo”, “Id” ] }で取得して使用しているのですね。
終わったあとはスタックを削除しました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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