AWS Storage Gatewayボリュームゲートウェイを作成してWindowsから使用
2021/08/15
目次
ボリュームゲートウェイの作成
Storage Gateway作成メニューからボリュームゲートウェイを選択しました。
ホストはEC2を使用しました。
EC2インスタンスには追加ボリュームでCold HDD 150GBを2つアタッチしました。
セキュリティグループはアクティベート用のHTTPとiSCSI向けの3260ポートです。
3260ポートは後で起動するWindowsインスタンスが使用しているセキュリティグループIDをソース(送信元)にしました。
サービスエンドポイントはパブリックにしました。
ボリュームゲートウェイ用のEC2インスタンスのパブリックIPアドレスを指定しました。
タイムゾーンとゲートウェイ名を指定しました。
ローカルディスク構成では、キャッシュとアップロードバッファ用に追加したボリュームをそれぞれ使用しました。
CloudWatch Logsロググループは新規作成しました。
ボリュームの作成
[ボリュームの作成]ボタンを押下しました。
1TBにしました。
Windowsから使用
Windows EC2インスタンスをボリュームゲートウェイ用EC2インスタンスと同じVPCで起動して、iscsicpl.exeを実行しました。
[Discover Portal]ボタンを押下しました。
ボリュームゲートウェイ用EC2インスタンスのプライベートIPアドレスを指定しました。
[Targets]タブに表示されたので。[Connect]ボタンを押下しました。
Windowsでdiskmgmt.mscを実行して、Disk1に追加されたボリュームを右クリックからオンラインにしました。
Initialize Diskダイアログが表示されたので、初期化を実行しました。
ボリュームを右クリックして、[New Simple Volume]を選択しました。
Dドライブにマウントされました。
バックアップ/リストアテスト
Dドライブにテキストファイルを作成しました。
Storage Gatewayのコンソールでボリュームを選択して、スナップショットの作成をしました。
EC2側のコンソールを見るとEBSスナップショットが作成されていました。
これでバックアップ完了ですね。
次にStorage Gatewayでボリューム作成時に、EBSのスナップショットIDを指定して作成しました。
WindowsでTargetsに復元したボリュームが表示されるので、選択してConnectしました。
そしてオンラインにするとEドライブにマウントされました。
テキストファイルが確認できました。
スナップショットの取得はEBSスケジュールやAWS Backupでも行うことができるのですね。
これでRPOに応じて頻度を設定すればいいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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