AWS CDKでクロススタックリファレンスをする
2021/05/18
CloudFormationで複数のスタックで参照することがあります。
それをCDKで実現するのがすごくシンプルで素敵です。
例えばこんなコードでパブリックIPアドレスを別のスタックから参照できます。
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from aws_cdk import core from cdk_vpn.on_premises import OnpreStack from cdk_vpn.vpc import VpcStack app = core.App() onpre_stack = OnpreStack( app, 'Onpre', ) vpc_stack = VpcStack( app, 'Vpc', cgw_ip=onpre_stack.cgw_ip, ) app.synth() |
こうしてできたCloudFormationのテンプレートでは、ばっちりExportとImportValueができていました。
OnpreStackで作成されたOutputs。
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Outputs: ExportsOutputFnGetAttVyosInstance42FF5332PublicIpB6FEE484: Value: Fn::GetAtt: - VyosInstance42FF5332 - PublicIp Export: Name: Onpre:ExportsOutputFnGetAttVyosInstance42FF5332PublicIpB6FEE484 |
VpcStackで作成されたImportValue。
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VPNCustomerGateway502CF191: Type: AWS::EC2::CustomerGateway Properties: BgpAsn: 65000 IpAddress: Fn::ImportValue: Onpre:ExportsOutputFnGetAttVyosInstance42FF5332PublicIpB6FEE484 Type: ipsec.1 Metadata: aws:cdk:path: Vpc/VPN/CustomerGateway |
いやあ、CDKってほんと便利ですね。
では、さよならさよならさよなら。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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