AWS KMSマルチリージョンキーを確認しました
2021/07/28
2021年6月にKMS マルチリージョンキーがリリースされました。
マルチリージョンだからといって、CMK(カスタマーマスターキー)が複数リージョンで使えるわけではないのでしょうねと思いつつ、作成画面を確認してみました。
目次
元になるCMKの作成
作成時に[マルチリージョンキー]を選択しました。
説明にも書いているとおり、「他のリージョンにレプリケートすることを許可」するのですね。
あとは通常のCMK作成手順同様にキーポリシーを設定しました。
今回は東京リージョンで作成しました。
レプリカキーの作成
CMKのレプリカキー作成メニューから作成します。
リージョンを指定します。
大阪リージョンを指定しました。
元のCMK作成時同様にキーポリシーを設定しました。
[確認]に書いているように、それぞれのキーでキーポリシーを変更することができるのですね。
作成できました。
ユーザーガイドを見ると、RDSスナップショットのクロスリージョンコピーなど、マルチリージョンでの構成時にレプリケーションキーを指定することで、復号化暗号化を省略できるようです。
暗号化データのマルチリージョン管理がシンプルになる機能なんですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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