AWS Expert Online at JAWS-UG首都圏エリアに参加して「Amazon EC2 スポットインスタンス再入門」を聞いてきた
2019/03/20
AWS Expert Onlineという勉強会がありまして、AWS ソリューションアーキテクトの方が、JAWS-UG勉強会向けにオンラインで解説をしてくれて、質問を受けてくれて、そのあと各会場で雑談やフォローアップを行うという勉強会です。多分。主旨を間違えてたらご指摘ください。
今回、茅場町のCo-Edoというコワーキングスペースで開催されている、首都圏エリア会場に参加しました。
会場では2つのスクリーンにAmazon Chimeで接続した画面が表示されていて、スピーカーから音声が聞こえました。
ちなみに、オンラインのみの勉強会ですので、目黒のAWSJ会場はこのようなシュールな光景が繰り広げられていたようです。
最後までテンションを保たれたままご解説いただいた、SA滝口さんありがとうございました!
以下は、気になったことのメモとか感想を書いています。
登壇者、発表者、主催企業などの意図とは異なる可能性がありますことをご了承ください。
Amazon EC2 スポットインスタンス再入門
一人で自室でもできるけど、コワーキングスペースに集まって、知っている人や知らない人たちと一緒にリモートで参加すると楽しいですね。
スピーカーのSA滝口さんはEC2スポットインスタンススペシャリストらしいw
囲碁AIブームに乗って、若手棋士の間で「AWS」が大流行 その理由とは? (1/4) – ITmedia エンタープライズ
自宅でGPUを使うのは辛いとなって、AWS Loftで相談したAmazon囲碁部の部長は滝口さんだったらしいww
「どの購入オプションでもEC2インスタンスの性能に違いはない。」
そりゃそうですよね。そこ誤解する人もおられるのですね。
「様々なインスタンスタイプを存分に活用」できるのもスポットインスタンスのいいとこだとのこと。
ゲームサーバーやデスクトップなど長く続く処理や、データベースなどももちろんスポットインスタンスは適していない、ですよね〜。
2017年11月「価格安定化」
この話聞きたかった。
そうそう。昔はオンデマンドインスタンス越えることがありましたよね。
スポット価格は長期供給と需要に基づいて徐々に調整されるようになった。ふむふむ。
EC2の空きキャパシティが使用できなくなったときが中断の最も多くある条件。
ドキュメント上でも「入札価格」→「上限価格」に変わった。
そしてデフォルトはオンデマンド価格になっている。
2018年のある3ヶ月で、95%のスポットインスタンスはユーザーによってTerminateされている。
なので中断されたインスタンスは5%だった。
でも、ステートレスで、中途半端ならロールバックして、ジョブのリトライができるようにしていれば、中断怖くないと思うんですがどうでしょ?ロールバックの仕組みをどうすんだってのもあるとは思いますが。小さい処理にしておけばその必要もないかなあと。 #awsxon
— やました (@yamamanx) 2019年3月18日
「[スポットインスタンスのリクエスト]からスポットフリートを作成して、[アクション]-[ターゲット容量の変更]で、少ない数にすることで中断通知のテストができる。」
中断処理を実装しているときはテスト大事ですね。 #awsxon— やました (@yamamanx) 2019年3月18日
async(非同期)は200の成功コードが帰ってきてもそれは処理の受付が成功しただけ、sync(同期)の場合は処理が成功している。
割合を指定して、オートスケーリンググループで例えば、8割をオンデマンドインスタンス、1割をスポットインスタンス、もう1割を他のインスタンスタイプでのスポットインスタンスといった設定もできる。
このEC2フリートは起動設定ではなく、起動テンプレートから利用可能。
ジョブワーカーなコンシューマーはAWS Batchがいいらしい。
ECSでスポットインスタンスを使うためにはEC2タイプですよね。Fargateではなくて。 #awsxon
— やました (@yamamanx) 2019年3月18日
Twitterでハッシュタグつけて質問した分も全部回答していただきました。
それ以外もあとからTwitterに返信をいただいたり、感謝感謝です。
ありがとうございました!
終わってからはCo-Edoで参加者で感想とか周辺情報の共有とかを少しして解散でした〜
当日の資料は公開されています。
ですが、参加者どうしでその場で一言二言アウトプットしあったり、情報を共有するのもすごく勉強になるので、あとで資料確認だけでなく参加することをおすすめします。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター3年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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