ユーザーガイドの方法でGithubからCodeCommitへリポジトリを移行する
GitリポジトリをAWS CodeCommitに移行するを参照しました。
目次
環境
作業環境はCloud9です。
Cloud9のEC2インスタンスに設定しているIAMロールにAWS管理ポリシーAWSCodeCommitPowerUserをアタッチしました。
CodeCommitリポジトリの作成
CodeCommitリポジトリを作成しました。
CodeCommit認証情報ヘルパーの設定
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git config --global credential.helper '!aws codecommit credential-helper $@' git config --global credential.UseHttpPath true |
これでCloud9インスタンスに設定されている認証情報を使って、CodeCommitへgitコマンドを実行できます。
Githubからベアコピークローン
今回はパブリックに公開されているリポジトリをクローンしました。
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1 2 |
$ git clone --mirror https://github.com/yamamanx/2048.git 2048 |
–mirrorを指定することで、ベアコピーとして移行のためのリポジトリコピーがダウンロードされました。
中身はリポジトリに含まれるソースコードではなく、次のようなファイルでした。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
$ ls -la 2048 total 20 drwxrwxr-x 7 ec2-user ec2-user 138 Oct 31 06:45 . drwxr-xr-x 4 ec2-user ec2-user 46 Oct 31 06:45 .. drwxrwxr-x 2 ec2-user ec2-user 6 Oct 31 06:45 branches -rw-rw-r-- 1 ec2-user ec2-user 167 Oct 31 06:45 config -rw-rw-r-- 1 ec2-user ec2-user 73 Oct 31 06:45 description -rw-rw-r-- 1 ec2-user ec2-user 23 Oct 31 06:45 HEAD drwxrwxr-x 2 ec2-user ec2-user 4096 Oct 31 06:45 hooks drwxrwxr-x 2 ec2-user ec2-user 21 Oct 31 06:45 info drwxrwxr-x 4 ec2-user ec2-user 30 Oct 31 06:45 objects -rw-rw-r-- 1 ec2-user ec2-user 105 Oct 31 06:45 packed-refs drwxrwxr-x 4 ec2-user ec2-user 31 Oct 31 06:45 refs |
CodeCommitリポジトリにプッシュ
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$ cd 2048 $ git push https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/2048 --all |
–allですべてのブランチがプッシュされます。
無事プッシュできました。
Cloud9ローカル環境にリポジトリをクローン
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$ rm -rf 2048 |
Cloud9ローカルのベアコピーはもう要らないので削除しました。
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1 2 |
$ git clone https://git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com/v1/repos/2048 |
CodeCommitからクローンして完了。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
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