NATインスタンスを作成する
2018/11/23
プライベートサブネットのEC2インスタンスからカスタムメトリクスとCloudWatch Logsを収集するために、NATが要るなあと思いまして。
今ならNATGatewayを使えば簡単に作れて、マネージドなので運用も気にしなくていいんですが、コストを節約したいのと、メトリクスとログはそんなにクリティカルでもないなあと、最悪収集出来ないタイミングがあっても今回はいいかなあと。
なので、久しぶりにNATインスタンスを作ってみました。
(ちなみにVPCから作るのであればウィザードで簡単に作成できます)
目次
NATインスタンス用のセキュリティグループ
CloudWatch APIへのアクセス用に、HTTPとHTTPSをプライベートサブネット内のインスタンスからの送信許可します。
ping確認用にICMPも許可します。
NATインスタンス用のAMI
コミュニティAMIを”amzn-ami-vpc-nat”で検索しました。
2018.03.0.20180811があったので今はこれが最新ぽいので使いました。
送信先/送信元チェックの無効化
これ忘れがちなやつですね。
EC2ではデフォルトで送信先/送信元チェックが有効になっているので無効にします。
マネージドを使うべきか、アンマネージドを使うべきか、要件にあわせて選択する、という当たり前のことですが、そのためにはそれぞれで出来ることや使い方を知ることは大切ですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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