S3署名付きURL(GetObject)生成後にオブジェクトを上書きアップロードしたら
2021/07/08
ダウンロードリクエストを実行したタイミングのオブジェクトがダウンロードされるのでしょう。
ですので上書きされた後のオブジェクトがダウンロードされるのでしょう。
念のため確認します。
こんなコードで確認しました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 |
import boto3 s3 = boto3.resource('s3') bucket = s3.Bucket('yamamugibucket') bucket.upload_file( 'README.md', 'read.md' ) presigned_url = s3.meta.client.generate_presigned_url( ClientMethod = 'get_object', Params = { 'Bucket' : 'yamamugibucket', 'Key' : 'read.md' }, ExpiresIn = 604800, HttpMethod = 'GET' ) print(presigned_url) bucket.upload_file( 'README2.md', 'read.md' ) |
最初にアップロードしているREADME.mdはCloud9のデフォルトのこんなやつです。
署名付きURL作成後にアップロードしているREADME2.mdは、味もそっけもないこんなやつです。
生成された署名つきURLにアクセスすると、readme.mdがダウンロードされました。
上書きした後のreadme.mdがダウンロードされました。
想定どおりでした。
ということで、有効期限一週間とかにしたオブジェクトを署名付きURLで誰かに共有したときは、その期間は更新しないほうがいいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
slackのbotにWikipediaを調べてもらう(Python on AWS Lambda + API Gateway)
slackのbotに少しでも役に立ってもらおうと、Wikipediaを調べてもら …
-
kintoneでEveryoneに権限が設定されているアプリをAWS Lambdaで一括チェックする
こないだ、kintone Cafeでユーザーが自由に作成している環境だと、どんな …
-
S3リクエストメトリクスをプレフィックスを指定して有効化
検証でどのリクエストがどれぐらい発生しているのか、さっと知りたくなったので、特定 …
-
名前解決してセッションマネージャが使えるようにVyOSのhost_name.pyを編集しました
発生したエラー セッションマネージャからこんなエラーが出力されました。 [cra …
-
RDSスナップショットのS3エクスポート結果確認
RDSのスナップショットをS3へエクスポートが日本語マネジメントコンソールでもで …
-
S3 VPCエンドポイント設定前と設定後を確認
S3のVPCエンドポイントを設定した際に、S3バケットのAPIエンドポイントへの …
-
RDSのスナップショットをS3へエクスポートが日本語マネジメントコンソールでもできるようになってました
RDSスナップショットをS3にエクスポートする新機能を試そうかと思ったのときは、 …
-
AWS Summit 2016 Tokyoに参加してきました (Day2)
馬込は非常に良い天気です。 泊まっている部屋が2Fでしたので窓を明けると歩いてい …
-
AWS Elastic Beanstalkによって作成されたS3バケットはDeleteBucketが拒否されていた
ちょっとした検証をしたあとに、Elastic Beanstalkのアプリケーショ …
-
Amazon Location Service入門ワークショップ-ルート計算
Amazon Location Service入門ワークショップのアプリで、ルー …