S3バケットのデフォルト暗号化はデフォルトだったことを確認しました
2021/07/08
S3バケットのデフォルト暗号化は名前のとおりだとデフォルトなので、暗号化を指定していない場合は、指定した方式で暗号化される機能で、指定した場合は指定した方式で暗号化されると認識しています。
そうなのか確認してみました。
目次
バケットのデフォルト暗号化がSSE-S3の場合
デフォルト暗号化を設定しました。
そして、こんなPythonのコードでアップロードしました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 |
import boto3 s3 = boto3.resource('s3') bucket = s3.Bucket('yamamugibucket') bucket.upload_file( 'README.md', 'sse-s3/default-readme.md' ) bucket.upload_file( 'README.md', 'sse-s3/s3-readme.md', ExtraArgs={ 'ServerSideEncryption': 'AES256', } ) bucket.upload_file( 'README.md', 'sse-s3/kms-readme.md', ExtraArgs={ 'ServerSideEncryption': 'aws:kms', } ) |
未指定はSSE-S3、
他は指定どおりの暗号化されました。
想定どおりでした。
念のため、CLIでもやってみました。
1 2 3 4 5 6 |
aws s3 cp README.md s3://yamamugibucket/sse-s3-cli/default-readme.md aws s3 cp README.md s3://yamamugibucket/sse-s3-cli/s3-readme.md --sse AES256 aws s3 cp README.md s3://yamamugibucket/sse-s3-cli/kms-readme.md --sse aws:kms |
同じ結果でした。
バケットのデフォルト暗号化がSSE-KMSの場合
指定しなかったオブジェクトがKMSで暗号化されたのみで他の結果は同じでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
リザーブドインスタンスはじめました
このブログも2014年9月にはじめたので、もうすぐ3年。 1件~17件とばらつき …
-
EFSをEC2(Amazon Linux 2)からマウントする
Amazon Elastic File Systemが東京リージョンに来たことも …
-
Route 53 の加重ラウンドロビンルーティングでロードバランサー
Route 53の加重ラウンドロビンで両方1に設定してみました。 上図はイメージ …
-
EC2ハードウェア専有インスタンス(Dedicated Instances)を起動して請求書を確認してみました
EC2ハードウェア専有インスタンスのサイトには、次の料金と表記されています。 * …
-
このブログをAWS大阪リージョンへ移行しました
大阪リージョン爆誕!! 朝起きて寝ぼけながらリージョンを見てると。 「大阪リージ …
-
Intel 82599 VF インターフェイスで拡張ネットワーキングが有効なEC2インスタンスで帯域幅を確認してみました
拡張ネットワーキングが有効なEC2インスタンスとそうではないインスタンスの2セッ …
-
Amazon Pollyを使って覚えたい資料を耳から身体に染み込ませる
Amazon Pollyを使うとソースコードを一切かかなくても、テキストを音声に …
-
API GatewayをトリガーにしたときのLambdaリソースベースポリシー
先日、SwaggerからAPI Gatewayを作ったときに、API Gatew …
-
RDS for MySQL のインスタンスタイプ変更
当ブログのデータベースは、RDS for MySQLです。 個人利用ですし、障害 …
-
AWS IAMのMFA「エンティティは既に存在しています」に対応しました
エンティティは既に存在しています MFA Device entity at th …