Amazon Auroraのスナップショットの暗号化とリージョン間コピーを改めて試しました
Amazon Auroraデータベースを暗号化して、スナップショットを作成、クロスリージョンコピー、復元の流れを確認しました。
目次
Amazon Auroraデータベースを暗号化して作成
Aurora for MySQLをt3.small、暗号化を有効化、予め作っておいたKMSのCMKを指定して、オハイオリージョンに作成しました。
暗号化して作成したAuroraデータベースで、暗号化を無効化することはできませんので、変更メニューにもそのような項目はありません。
スナップショットの作成
Auroraクラスターから、ライターインスタンスを選択して、[アクション] – [スナップショットの作成]を選択しました。
スナップショット作成画面では、暗号化の項目もありません。
暗号化したAuroraデータベースからはスナップショットも同じキーで暗号化されるということですね。
そして、もちろんデータベースのスナップショットは同じリージョンに作成されるので、リージョンの選択肢もありません。
スナップショットを別のリージョンにコピーする
作成が完了したスナップショットを選択して、[アクション]-[スナップショットをコピー]を選択しました。
他のリージョンを選択できますのでクロスリージョンコピーができます。
暗号化は、無効化できません。
そして、選択したリージョンにあるKMSマスターキーを選択する必要があります。
KMSもスナップショットもリージョンから勝手に出ていくことはないので、リージョン内でデータを守ることができるということですね。
コピー先のリージョンでデータベースを復元する
コピー先のリージョンでスナップショットを選択して、[スナップショットのアクション]-[スナップショットの復元]を選択しました。
暗号化は無効化することはできません。
スナップショットを作成した際に指定したキーから別のマスターキーへの変更は可能です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
Microsoft TeamsのIncoming Webhooksを使ってAWS Lambda(Python)からFeedlyの記事を自動投稿する
Microsoft Teamsの検証を始めましたので、Slackで自動化している …
-
-
ECR(Amazon Elastic Container Registry)にコンテナイメージをアップロードする
「Pandocサーバーのコンテナイメージを作成する」で作成したイメージをAWS …
-
-
AWS Client VPNの接続ログを確認しました
AWS Client VPNを設定しましたで証明書とかせっかく作ったので、いろい …
-
-
Amazon Route 53 Resolverを設定確認
Route 53 Resolverを設定しました。 東京リージョンのVPCをオン …
-
-
CloudFrontのVPCオリジンを使用してApplication Load Balancerをプライベートサブネットで起動する
このブログのApplication Load Balancerはパブリックサブネ …
-
-
AWS RDS でMySQLインスタンスを構築する
Amazon Web ServiceにはAmazon Relational Da …
-
-
ヤマムギ vol.9 (AWS)EC2からAWS CLIコマンドを実行してみようハンズオン 手順
このブログは2020/5/5に開催しました、「ヤマムギ vol.9 (AWS)E …
-
-
EC2 Linux ユーザーデータ実行ユーザーとカレントディレクトリの確認
きっと、rootなんだろうなあと認識してたのですが、自分の目で確認したことはなか …
-
-
CloudFormationスタックポリシーでスタック更新を防止する
CloudFormationのスタックにスタックポリシーを設定することによって、 …
-
-
AWS WAFのマネージドルールを見てみました
Web ACLで[Add managed rule groups]を選択しました …








