ヤマムギ

growing hard days.

*

Amazon VPCでIPv6を使用する

      2021/09/10

VPCのIPv6を設定してみました。

目次

設定

[Amazon 提供の IPv6 CIDR ブロック]を選択しました。

IPv6でNATゲートウェイ的な役割を果たすEgress-Onlyインターネットゲートウェイを作成しました。
作成時にVPCを設定できるのですね。

Egress-OnlyインターネットゲートウェイはNATゲートウェイと違ってVPCにアタッチされているから、パブリックサブネットを経由するとかしなくていいんですよね。
ということで、プライベートサブネットに関連付けるルートテーブルに::/0送信先としてEgress-Onlyインターネットゲートウェイターゲットで設定しました。

同じようにインターネットゲートウェイもアタッチしてパブリックサブネットに関連付けるルートテーブルに設定しました。

それぞれのサブネットにEC2インスタンスを起動しました。
セッションマネージャーを使用できるようにIAMロールにポリシーをアタッチして起動しています。

セキュリティグループはすべてのICMPをIPv4とIPv6で設定しました。
両方のインスタンスで同じセキュリティグループをアタッチしました。

テスト用に他にIpv6を有効にしたもう一つのVPCを作成して、パブリックなインスタンスだけ起動しました。

確認

ping6コマンドで確認しました。

左側のVPCの両方のインスタンスからping6コマンドで成功しました。
Egress-Onlyインターネットゲートウェイも外に出れてます。

逆にテスト用のVPC側から2つのパブリックサブネットのEC2インスタンスとプライベートサブネットのEC2インスタンスにたいしてping6を実行しました。

予定通りでした。
パブリックサブネットのEC2インスタンスにだけping6が成功して、プライベートサブネットのEC2インスタンスはping6が届いてませんでした。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - AWS ,

ad

ad

  関連記事

RDSインスタンスのストレージをgp2からgp3に変更しました

2022/11/9にRDSでgp3ボリュームが使用できるようになりました。 Am …

Rocket.ChatにAWS Lambda(Python)から投稿する

Rocket.ChatにAPIで投稿するテスト(Postman)をやってみて、使 …

AWS Organizations SCPがリソースベースのポリシーには影響しないことを確認

AWS Organizations SCPで許可ポリシーの設定をし継承の関係を確 …

EC2インスタンスの起動で、–cli-input-jsonと–cli-input-yamlを使いました

AWS CloudShellから実行しました。 JSON実行 [crayon-6 …

CodeWhisperer(Visual Studio Code)でセキュリティスキャン

CodeWhispererのセキュリティスキャンを実行してみました。 画面下の[ …

Kinesis Data AnalyticsをKinesis Data Streamsに接続してSQL検索する

Amazon Kinesis Data StreamsにTwitter検索データ …

Amazon Quantum Ledger Database(QLDB)でサンプル台帳の作成と検証

Quantum Ledger Database(QLDB)を触ったことなかったの …

ヤマムギ vol.7 AWSアカウント作成 & 最初の設定ハンズオン 手順

ヤマムギとは from Mitsuhiro Yamashita 「AWSではじめ …

AWS Lambda(Python3)でSelenium + Chrome Headless + でwebスクレイピングする

インターネット上に公開されている情報をDynamoDBにつっこみたいだけなので、 …

AWS CloudHSMを起動してみました

なかなか触る機会のないサービス、CloudHSM。 起動してみました。 手順はユ …