ちょっとしたCLI作業にEC2起動テンプレート
2020/05/15
CLIでちょっとした作業したいだけのときに、Cloud9を使うまでもないなあと思いまして、 t3a.nano をスポットインスタンスで起動して、作業が終われば消してます。
指定したいのは、AMI、IAMロール、インスタンスタイプ、スポットインスタンスぐらいで、他はVPCもセキュリティグループもデフォルトでOKなので、起動テンプレートにしてます。
目次
起動テンプレートの作成
EC2のコンソール左ペインで[テンプレートの起動]を選択して、[起動テンプレートを作成]ボタンを押下しました。
起動テンプレートの名前だけ指定しました。
AMIはAmazon Linux 2 にしました。
インスタンスタイプは t3a.nano にしました。
セッションマネージャを使うので、キーペアは要らないので指定なしです。
VPC、セキュリティグループともにデフォルトです。
[高度な詳細]セクションで、スポットインスタンスとIAMロールだけ指定しました。
IAMロールにはAWS管理ポリシーのAmazonSSMManagedInstanceCoreとCLIで操作したいサービスの権限をアタッチしています。
あと、インスタンスタグは、自分ルールに基づいてつけておきました。
テンプレートからEC2インスタンスを起動
できたテンプレートを選択して、[アクション]-[テンプレートからインスタンスを起動]を選択します。
そして、設定画面では、そのまま下までスクロールして、[テンプレートからインスタンスを起動]ボタンを押下します。
起動したインスタンスを選択して、[接続]-[セッションマネージャ]-[接続]を押下しました。
接続できました。
デフォルトリージョンと、デフォルトアウトプットフォーマットだけ設定しました。
あとは必要なコマンド操作をします。
記事の時点で、Amazon Linux 2にインストールされている、AWS CLIのバージョンは、1.16.300でした・
そして、やることが終わったら、インスタンスを選択して、[アクション]-[インスタンスの状態]-[終了]で削除してしまいます。
リージョンはオハイオで作ったのですが、スポットインスタンス料金は、0.0016USD/h でした。
スーパー安いですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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