コミュニティリーダーサミット in 高知 2024初鰹編に参加しました
13回目のCLS高知に参加しました!
今回は220人もの方が参加されているそうです。
目次
CLS高知とは
コミュニティリーダーズサミットの略で、何らかのコミュニティを運営、参加、何かしら関われている方や、これから関わろうとする方々が、高知で知見を共有するイベントです。
コミュニティに関わる皆さまは能動的に何かをやろうという皆さまなので、とにかく熱があって課題解決や価値創造に邁進されていて、学びになるだけでなくモチベーションを上げることにも繋がります。
今回のテーマは「あなたは何をヤリキルのか」です。
Xのハッシュタグ付きのポストを大きなスクリーンで流されてました。
皆さんの感想が流れていくのいいですね。
若手世代がコミュニティを通してヤリキリたいこと
北川 佳奈さん(primeNumber株式会社)
浮木 大智さん(いの町役場 / UKIKI COFFEE STAND)
西 大河さん(慶應義塾大学 / 学生団体「キセキのはじまり」代表)
西さんは高校1年生の際にコミュニティを認識して分析された。
自分が高校生のときにコミュニティを認識しても何か行動したかというと、多分してないだろうからシンプルにすごい。
浮木さんは前回のCLS高知に参加された、いの町でコーヒースタンドをされている。
モデレーターはたいがーさん。
たいがーさんのモデレーターがすごくうまくてただただ感心してました。
たいがーさんも学生の頃からコミュニティに参加されていて、今はお仕事としてもコミュニティマネージャーとして第一線で活躍されている。
何かやりたいことがあるときに、それらはだいたいお互い必要とする人たちをまきこんだほうがうまく進む。
どうすれば必要な人たちに関わってもらえるか、どうしたら関わる人たち誰もがハッピーになれるか、そんなことを意識する行動がコミュニティだと思います。
それに10代や20代のうちに気づいて、考えて、行動しているのはすごいなあと思って聞いてました。
西さんは日記を毎日1000文字書いたり、部屋の壁をホワイトボードにして随時書き出したり、LINEでプライベートグループを作ってメモしたり、内省的なアウトプットも普段からたくさんされていた。
だから人前で話すときもすらすら話せるんですよね。
「人前で話すの苦手」って言ってる大人は見習ったほうがいいですね。
私も見習う。
サポーターセッション1 KEEN株式会社
コミュニティマネージャーのためのスタートアップKEEN株式会社さん。
プロダクトはKEEN Manager。
コミュニティの中のスターを発掘するツール。
やり取りをしているSlackやLINEなどの情報、SNS、ブログなどのアウトプット情報などを収集し、個人単位でコミュニティ活動の分析、可視化。
サポーターセッション2 コミューン株式会社
コミューンさんだけでなく銭湯でも働かれているふがしさん。
CLS高知で出会った松田製薬さんと銭湯でコラボキャンペーンをされて成功されている。
コミュニティプラットフォームのコミューン。
シン・ヤリキリ伝説
西村 遼平さん(有限会社 la Luce e L’ombra)
平松 葉月さん(株式会社キャントウェイト)
藤井 麻由さん(株式会社コラボスタイル)
坪井 友里さん(株式会社カオナビ)
藤井さんと坪井さんが平松さんと西村さんに公開壁打ちするセッション。
既にご利用いただいているユーザーとまだユーザーではない人も満足度を下げないイベントの工夫は。
そもそもイベントを分けたほうがいいとの考えも。確かに。
まだ使ってない人が検討している場合は、使ってる人の意見や知見も聞きたいと思うので一緒でも良さそうですね。
声をかけた10%が実際に来られるので、目標人数の10倍声をかければいい。シンプルでいいですね。
平松さんは壁にぶち当たったときに「そもそも何でやってるのか」「自分は楽しいか」「誰が楽しいんだっけ」を自分に問われてる。
自分ごとにできないコミュニティってやりたくないですよね。やりたくないコミュニティってやるもんじゃないと思います。
やりたいことをやって、行きたいとこに行って、会いたい人たちに会う、だから熱量が生まれる。
仕事はそういうものであり続けてほしい。
サポーターセッション3 株式会社アルファドライブ高知
新規事業開発支援をされているアルファドライブ高知さん。
三重県を盛り上げたい人たちのコミュニティBASE LAUNCH MIEを立ち上げられた。
地域をつなぎ、県外ともつながり、盛り上がりが生まれている。
みなさん、ヤリキってますね。
逆に考えるとヤリキリたい熱を上げることがまず必要で腹を決めないとなと思いました。
グラレコ中間報告1枚目
グラフィックレコーダー守隨佑果さん
リアルタイムにグラフィックレコーディングされて、そのまま休憩時間前に発表されていました。
絵が上手で素早く描かれているのももちろんすごいことなんですが、リアルタイムで伝えるための構図を考え出して、ご自身が感銘を受けたり思われたポイントも絵や文字にして強調される。
これを全部リアルタイムでされてるのが本当にすごいです。
こちら、守隨さんのXポストで、グラレコの完全版2枚と解説も書かれていますので、ぜひぜひご覧ください。
CLS高知初鰹編、グラレコ担当の守隨です。帰りながら、グラレコを使って今回の話を振り返ってみる。飛行機などでゆるゆる帰る道すがら、リストにのんびりつけていきます🙇♀️まずは全体ビジュアルを入れます。… pic.twitter.com/nBJjw8oM6K
— 守隨佑果グラフィックレコーダー (@shuzui_yuka) May 19, 2024
ライトニングトーク1(LT)
「誰かの人生を変えてあげられた瞬間について」
井上 拓也さん(JBUG/JBUG広島)
コミュニティめんどくさいことも多いけどだいたい楽しいが勝つ。
わかる。
「めんどくさい」との戦い方。
* 理由をつける
* あほになる(すべてYes)
* 押されてみる
めんどくさいはまだ安心の領域にいる。
めんどくさいと戦うと得られるものがある。
「APCDAというコミュニティの理事&理事長を7年やってわかったこと」
浅賀 桃子さん(ベリテワークス株式会社)
APCDA(アジア太平洋キャリア開発協会)に2013年から参加されて、2016年に日本代表になられた。
2021年まで理事をされていた。
英語はそんなに得意ではないけど転がってきたチャンスを逃さずにチャレンジされたそう。
対面での年次大会も皆勤で参加された。
やってみてコミュニティ運営に思われた必要なことは、多様性、手を挙げる人を大事にする、公平性、中立性、役員やボードメンバーを任期にするなどなど知見を共有されていました。
転がってきたチャンスを逃さないというのは大事だけど、グローバルなコミュニティに飛び込まれるのがすごいです。
「コミュニティとエバンジェリストのズブズブな関係」
高橋 克己さん(□い芸人)
Vonageのエバンジェリストの高橋さん。
Vonageを使うと、電話とLINEでやり取りするツールを作ったりできる。
エバンジェリストはコミュニティでものを売らない、運営をしない、作れない。
コミュニティによってエバンジェリストが生まれる。
高橋さんはCPaaSのエバンジェリストをヤリキル。
「テントサウナボランティアが公務員を辞めるまで」
大寺 啓太さん(北川村地方創生プラットフォーム kitagawa base)
CLS高知にはサウナつながりで2023年から参加されている大寺さん(ジミーちゃん)。
北川村での民泊営業へ向けて準備をされていて、公務員の成約ではできないこともあるので、民間企業に転職された。
「JTCで広がる、伸びしろだらけの私のコミュニティ」
中西 真生子さん(株式会社日立ソリューションズ)
JTCで社内スナック、カスタマーサクセスミートアップ、JTC変人会などのグループ内コミュニティをされている。
コミュニティは予算と稟議抜きではじめられて、変わる機会になった。
OWWH(Objective・Who・What・How)があればJTCでも社内コミュニティを起動できる。
「広がる感動の輪」
田村 幸太郎さん(株式会社あとらくと)
よさこい祭りにチーム出場されるあとらくとさん。
よさこいチーム立ち上げのために令和の虎に出られた。
「みんなで楽しめるよさこい」をテーマにSNS公募や振り付け公開、LIVE配信などの仕掛けもされている。
サポーターセッション4 株式会社高知銀行
未来サポート部で個人向けのセミナーや、事業者向け業務としてスタートアップ支援やファンド関係をされている。
テニス国体選手とフルマラソンサブ3とダンサーの皆さんが行員さんとか、銀行の固いイメージがなくすごく楽しそうな銀行さんでした。
ライトニングトーク2(LT)
「コーヒーを中心にコミュニティを始めたら楽しいことがたくさん生まれた話し」
会沢 智さん(株式会社サザコーヒーホールディングス)
趣味は寝ることだけど、茨城から13時間かけてバイクで来られたのでほぼ寝ていない会沢さん。
サザコーヒーにはパナマゲイシャまつりやタダコーヒーなどのイベントがあってそれらがコミュニティ活動になっている。
焙煎に失敗したコーヒー豆を豆まきしたり、福豆を配ったりすると情報が伝播していく。
「Office canvas story〜愛宕神社の参道の麓、築110年の古民家をオフィスと住居にしてみて起きたこと〜」
羽山 暁子さん(株式会社Pallet)
「迷ったら現在地とのGAPが大きい方を選ぶ」羽山さん。
そう考えられるのすごいですね。
古民家をオフィスと住居にするためにデンマークに家具を買い付けにいったりして、あるものを再利用してリノベーションされた。
落としどころとかそういう言葉は入る余地もなさそうな本気でこだわって作られてました。
「コミュニティから生まれる仲間、事業、未来。」
岡本 希実さん(合同会社Uniboost)
ビジョンでつなぐ採用支援サービスUniUniを展開されているUniboostの岡本さん。
仲間ができるコミュニティを軸に自分自身をアップデートできる。
コミュニティを活かす上で口動と行動が大切。
口動はアウトプット、そして行動。
参加して思うだけだともったいないですよね。
「海外のノマド・起業家・アーティストと地域活性プロジェクト」
水戸 り〜なさん(合同会社Reena / 高知県須崎市政策アドバイザー)
コロナを機にPC1台で20カ国を旅をしながら仕事をされた。
Salesforceにジョインされて高知龍馬空港近くの倉庫に住んで、それから車に移住して、高知で会社を立ち上げられた。
今は空き家に移住されて、シェアハウス事業もされている。
サポーターセッション5 株式会社ヌーラボ
Backlogのヌーラボさん。
コミュニティを継続させるために必要なコミュニティの3F。
3つのFはFun、Feedback、Fresh。
楽しんで楽しんでもらって、参加者のフィードバックを取り入れ、新しい風を入れるように。
サポーターセッション6 カゴノオト
四万十でシュトーレンのお店をされているカゴノオトさん。
CLS高知でMitzさんと出会ってオンラインイベントをはじめられた。
東京でも原さん司会でリアルイベントを開催されてシュトーレンを広める取り組みをされたりも。
グラレコ中間報告2枚目
グラフィックレコーダー守隨佑果さん
後半の2枚目ももちろんリアルタイムに書かれていました。
やっぱりすごい!
こちら、守隨さんのXポストで、グラレコの完全版2枚と解説も書かれていますので、ぜひぜひご覧ください。
CLS高知初鰹編、グラレコ担当の守隨です。帰りながら、グラレコを使って今回の話を振り返ってみる。飛行機などでゆるゆる帰る道すがら、リストにのんびりつけていきます🙇♀️まずは全体ビジュアルを入れます。… pic.twitter.com/nBJjw8oM6K
— 守隨佑果グラフィックレコーダー (@shuzui_yuka) May 19, 2024
グループディスカッション
220人の参加者が4人づつぐらいのチームに分かれてグループディスカッションです。
テーマ提供の皆さんのテーマに対しての発案をXにポストしました。
ディスカッションってメンバーと会話をしながら自分の考えを整理するのにすごく良いですね。
集合写真
今回も最高の集合写真を@shintaku81さんありがとうございました!
今回も最高の共感と最強の出会いの連続でした!#集合写真家#CLS高知#ヤリキル pic.twitter.com/sLVR6XloDc
— しんたく (@shintaku81) May 19, 2024
後夜祭
後夜祭のお店から、皆さんバラバラに高知の街に分かれて、合計4軒はしごして1日が終わりました。
この貝、すごく美味しかったです。
帰路
街を歩いていると普通によさこいが行われていました。
高知から岡山までの特急南風はアンパンマン号でした。
まとめ
全国から高知に集まり、コミュニティを軸とした知見を共有し意見交換するCLS高知。
コミュニテイがテーマですが、仕事をすること、生きることの基本となる考え方を改めて整理することができました。
私は、やりたいことをやって行きたいとこに行って会いたい人に会う、それを仕事にし続ける、そのために頼っていただいたことは断らない。
Yes or はい、で生きていきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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