CodeBuildで執筆原稿データをまとめた
今書いている原稿に対して編集者さんから、「できればで構わないのですが、章ごとにマージしたデータでいただけますと助かります…!」とのリクエストがありまたので、CodeBuildでまとめました。
執筆環境(PyCharm, CodeCommit, CodePipeline, S3, Lambda, 署名付きURL)の環境で執筆をしています。
PCだけでなく、iPhone、iPadからも執筆しますのでマークダウンファイルは細かくわかれているほうがやりやすかったりします。
今書いている原稿は節ごとに分けています。
ですが、この場合編集者さんは1ファイルづつの校正や作業が必要になるのでしょう。
とはいえ、私は執筆の原稿単位を変えたくありません。
ということでCodeBuildにまとめてもらうことにしました。
目次
CodeBuildの設定
ビルドプロジェクトを作成しました。
任意のプロジェクト名を入力しました。
ソースは原稿があるCodeCommitのリポジトリとブランチを指定しました。
インフラ環境はAmazon Linux2にしました。
アーティファクトはなしです。
CodeBuildeでもログを見れますが、一応CloudWatchでも有効にしました。
buildspec.ymlはリポジトリのルートに配置しました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 |
version: 0.2 phases: pre_build: commands: - echo Nothing to do in the pre_build phase... build: commands: - echo Build started on `date` - cat 1-* > 1.md - cat 2-* > 2.md - cat 3-* > 3.md - cat 4-* > 4.md - cat 5-* > 5.md - cat 6-* > 6.md - cat 7-* > 7.md - cat 8-* > 8.md - cat 9-* > 9.md - cat 10-* > 10.md - cat 11-* > 11.md - cat 12-* > 12.md - cat 13-* > 13.md - cat 14-* > 14.md - zip -r img.zip img post_build: commands: - echo Build completed on `date` artifacts: files: - 0-1-table-of-contents.md - 0-introduction.md - 1.md - 2.md - 3.md - 4.md - 5.md - 6.md - 7.md - 8.md - 9.md - 10.md - 11.md - 12.md - 13.md - 14.md - img.zip |
CodePipelineの設定
ソースとデプロイステージのみだったパイプラインにビルドステージを設定しました。
デプロイステージでは入力アーティファクトをビルドステージ出力のBuildArtifactに変更しました。
これで原稿を更新してプッシュしたらばっちり原稿が章ごとにまとまりまして、編集者さんも私も万々歳です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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