Amazon S3オブジェクトロック
2021/08/19
S3のオブジェクトロックを確認しました。
目次
オブジェクトロックの有効化
現在、既存バケットではオブジェクトロックの有効化はサポートしてないので、新規でバケット作成して確認しました。
「カスタマーサポートに連絡してください」ということは、連絡すればなんとかなるのでしょかね。
バケット新規作成時に有効にできました。
バージョニングは強制で有効にされていました。
コンプライアンスモード
3日間有効にしました。
これでルートユーザーを含む誰もがこのオブジェクトを削除できなくなりました。
ちなみに、できなくなる削除は、「完全な削除」です。
ですのでDeleteVersionができなくなるということです。
削除ポインタを作成する削除は可能です。
ガバナンスモード
ガバナンスモードで設定しました。
s3:BypassGovernanceRetention権限があって、リクエストにx-amz-bypass-governance-retention:trueヘッダーが含まれていれば無効化が可能です。
マネジメントコンソールではx-amz-bypass-governance-retention:trueがデフォルトで含まれているので、s3:BypassGovernanceRetention権限があれば無効化できます。
リーガルホールド
次にリーガルホールドを設定してみます。
リーガルホールドは解除するまで、バージョン指定の削除ができなくなりました。
ガバナンスモードやコンプライアンスモードのように期日を決めるものではありませんでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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