IAM Access Analyzerの検出をEventBridgeルールで検知して通知する
やりたかったことは使用可能としているリージョンのIAM Access Analyzerで外部に共有されているリソースが検出された際の通知です。
IAM Access Analyzerはリージョンごとに有効化が必要です。
Access Analyzerを有効にしたリージョンにあわせて、EventBridgeで次のルールを各リージョンに作成しました。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
{ "source": ["aws.access-analyzer"], "detail-type": ["Access Analyzer Finding"], "detail": { "status": ["ACTIVE"] } } |
Access Analyzerのアーカイブ操作で通知が来るのは要らないので、ACTIVEのみにしました。
通知先のSNSトピックからLambda関数をサブスクリプションにして、TeamsのIncoming Webhookに通知を投稿しています。
各リージョンごとにSNSトピックやLambda関数を用意するのは面倒ですので、東京リージョンのイベントバスに集約しています。
各リージョンのルールのターゲットとして東京リージョンのイベントバスを指定しています。
設定が完了したので試しにバージニア北部のS3バケットをバケットポリシーでパブリックにしてみました。
バージニア北部のAccess Analyzerで検出されました。
東京リージョンのSNSトピック経由で、Teamsに通知が投稿されました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
AWS Organizationsで組織全体のAWS CloudTrailを有効にしました
Organizationsのサービスメニューから、CloudTrailを選択して …
-
-
サイトのHTTPステータスを5分おきにチェックして200以外ならSlackに通知する
すいません。ここ最近出費が重なりまして、某監視サービスのプランを有料プランからF …
-
-
Amazon S3アクセスポイント経由からアクション可能なポリシー
S3アクセスポイントを使うことで、複雑で長いバケットポリシーを避け、アクセスポイ …
-
-
RDSリザーブドDBインスタンスを購入しました
リザーブドインスタンス推奨事項を確認したで確認した結果、購入したほうがよさそうで …
-
-
AWS CDKでクロススタックリファレンスをする
CloudFormationで複数のスタックで参照することがあります。 それをC …
-
-
CloudFormationドリフト検出
CloudFormationスタックのドリフト検出を確認しました。 CloudF …
-
-
Amazon API GatewayをLambda(Python)で削除する
やりたいこと 特定のAWSアカウント、特定のリージョン内のAPI Gateway …
-
-
EC2ユーザーデータからメタデータを取得してRocket.Chatで80ポートを使用する
Rocket.Chatのデフォルトポート番号は3000です。 80を使うようにす …
-
-
CloudTrailイベントのコストしか発生していないリージョンのコスト発生源を調査しました
調査のきっかけ ふと検証用AWSアカウントのCostExplorerを見てました …
-
-
執筆環境(PyCharm, CodeCommit, CodePipeline, S3, Lambda, 署名付きURL)
2018年から、年に1回ぐらい商業本の執筆をさせていただいております。 2020 …