ヤマムギ

growing hard days.

*

kintone hiveで改めてkintoneの破壊力を見た

      2018/06/28

kintone hiveとは

「日頃から業務の中でkintoneを活用しているユーザーが一堂に会し、
kintoneによる業務改善プロジェクト成功の秘訣や活用のコツをそれぞれの視点で解説、
貴重なノウハウやアイディアを交換するリアルイベントです。」
(オフィシャルサイトより)

会場潜入

6/14の東京開催日に予定がちょうど空いてたので行ってきました。

会場は新木場 STUDIO COASTでした!
このライブ感いいですね。

認定資格合格者特製ピンバッジをいただきました!
カスタマイズスペシャリスト合格してて良かった!

本編

稼働中のkintoneアプリは64万を超えているらしい。
すご。

以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容やご意見ではないことを、ご承知おきください。

POLAさんのターン。

課題を持ってる人が改善、改革するのが正しいです。エンジニアはそうできる環境を用意し協力するのが良い形だと思うんだなあ。
「必要なツールになるとクリエイター不足になる。」なので、ユーザーにもクリエイターになってもらえばいいと思います。
常にどこかで誰かと話している情シス。それは必要とされているからなのですよね。


続いてメイプルイン幕張さんのターン。

課題は・コミュニケーション不足・紙、エクセル中心・ベテランの暗黙知などがあったそうです。

そして「オススメ度とその理由だけを聞く」「気軽に答えられるアンケート」をお客様向けにkintoneで實現。
それ以外にも口コミ集計や対面で聞いたお客様の声を入力するkinotneアプリを使って、その結果を紙で回覧。
ここで共有ツールとして紙を採用したのは、「従業員全員に見て欲しいから、一覧性に優れている紙を採用」とのこと。
これぞ目的を果たすためのアウトプットですね。

集まってきたお客様の声をホテル改善アプリに連携してアクションにつなげているそうです。

スピーカーの金子さん、ものすごく誠実さ、一生懸命さがひしひしと伝わってくる発表で、個人的には大変好きでした。

次はディップさん。
何をされている会社さんかというと、あのCMでおなじみのバイトルさんなんですね。

売上増加に伴う業務の増加が課題だそうです。

ディップさんの話ではないですが、思ってたこととして、優れたモバイルアプリでもバックエンドはわりと泥くさいことになっていてアプリが流行って売上が増えると、
オフィスの処理が増え、ミスが起こり、チェックが増え、
残業が増え、ミスが起こり、チェックが増えて、という無限ループに陥る。
なので早く仕組みを変えないといけないんだろうなあ。

それにしてもkintoneで仕組みを変えられてその結果の効果がものすごい。

そして思ったこと。

続いてSORACOMさん。
登場SEはSUM41。いちいち甘酸っぱい選曲ですな。

なんでもかんでも自動化すればいいってことではなくて、やることやらないことをちゃんと決めて改善されているんだなあと思いました。

そしてトリは星野リゾートさん。

なんとも刺激的なタイトル。

やるやる詐欺が生まれてしまう構図。
よくわかります。

誰が悪いというわけではないですが、お互いが都合の良い解釈をするのが人間なんですよね。

柔軟に扱えない予約システムは変更せずに、kintoneを挟んで吸収されたそう。
バーチャル口座を使って振込消し込みかあ。いずれにせよメインのシステムでできないことは作っちゃえばいいんですよね。

それにしてもスピーカーの前田さん、ホテルの現場から情シスに異動されたらしい。
なんらかのスキルを持ってたから情シスに来たのか、ゼロからなのか。機会があれば聞いてみたい。

このあと休憩時間でおやつタイムでした。

kintone hack

そしてここからLTのkintone hackです。

金春さんは4分30秒動画を説明する斬新なLT。
話題のCUSTOMINEです。

その後は、Night Partyでkintone hackの予選??


浅賀さんはAlexaにkintoneの画面操作をしてもらう。
両手がふさがっていてもkintoneを操作出来ますね。


高橋さんはkintoneとLINEをTwilio Studioを使って見事に連携。

お二人とも本戦に進まれたようで、おめでとうございます!

改めてkintoneについて思うこと

kintoneはコーディングをしなくても、アプリを作ることが出来ます。
それにより、事業部門が自らの手で自らの業務を改善する事ができます。
これはとてもとても大きな2つの効果をもたらすと考えます。

1つ目の効果は「やりたいことが實現できる」

これは、ユーザー部門がこうしたい、ああしたい、ということを、社内外のエンジニアに伝える必要はなく自分たちで開発できるので、間違いがないということです。
やってほしいことが伝わらない、というジレンマを抱えることもありません。

もう一つの効果は「スピード」

これは、社内外のエンジニアに頼まずに自分で開発出来るのでその分スピードも早いですし、問題があれば仕事をしながら改善も出来ます。そのサイクルも非常に早いです。
また、kintoneの開発手段そのものが、ドラッグ&ドロップでのフィールドの配置や、アプリの値を使って用意されたグラフを作る、など、少ない操作で開発することが出来ます。

社内外のエンジニアに頼むとしても開発スピードを向上する結果となります。

RPAやノーコード、ローコードが現場の改善として注目され始めている昨今。
これからもkintoneから目が離せないです。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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 - event, kintone

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