slackのbotにWikipediaを調べてもらう(Python on AWS Lambda + API Gateway)
slackのbotに少しでも役に立ってもらおうと、Wikipediaを調べてもらう事にしました。
環境は手前味噌ですが「slackのbotをAWS Lambda(Python)+API Gatewayで構築」をご参照ください。
Wikipediaモジュールを使う
Wikipediaモジュールをインストールします。
AWS lambdaにアップロードするために実行ファイルと同じフォルダにインストールします。
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pip install wikipedia -t . |
投稿に「って何」が含まれているか、用意したトリガーがない場合はとりあえずWikipediaを調べてもらう事にしました。
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import wikipedia def lambda_handler(event, context): try: user_name = event['user_name'] text = event['text'] msg = user_name + 'さん ' if text == '': msg += 'はい!' elif text.find('おはよ') > -1: msg += 'おはようございます!' elif text.find('こんにちは') > -1: msg += 'こんにちは' elif text.find('疲') > -1 or text.find('お先') > -1: msg += 'お疲れさまでした!' elif text.find('って何') > -1: msg += wikipediaSearch(text) else: msg += 'その言葉は分からないから調べてみました。:sweat:\n' + wikipediaSearch(text) payload={'text':msg} return payload except Exception as e: print(e) raise e def wikipediaSearch(text): response_string = '' wikipedia.set_lang('ja') index = text.find('って何') search_text = text[0:index] search_response = wikipedia.search(search_text) if len(search_response) > 0: try: wiki_page = wikipedia.page(search_response[0]) except Exception as e: try: wiki_page = wikipedia.page(search_response[1]) except Exception as e: response_string = 'すいません。お探しの言葉ではエラーを起こしてしまいました。改善出来るように頑張ります。:cold_sweat:\n' + e.message + '\n' + str(e) response_string = '説明しよう:triumph:\n' response_string += wiki_page.content[0:200] + '.....\n' response_string += wiki_page.url else: response_string = '今はまだ見つけられませんでした。でも頑張って見つけられるようになります。' return response_string |
- wikipedia.set_lang(‘ja’)で日本版のwikipediaを検索しています。
- wikipedia.search(search_text)で検索結果が配列で返ります。
- wikipedia.page(search_response[0])で1番上の候補を結果としてページを取得ます。
配列1番目にページが入っていない場合があるようで、pageでエラーになるのでその時は2番目を取得するようにしています。 - wiki_page.contentで内容が、wiki_page.urlでURLが返ります。
slackに返すtextに「:triumph:」とかを入れると絵文字も返してくれるのですね。
少しづつ愛着が湧いてきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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