ヤマムギ

growing hard days.

*

AWS Secrets Manager交代ユーザーローテーション

   

AWS Secrets Managerの交代ユーザーローテーションを確認してみました。

確認したユーザーガイドのページはこちらAWS Secrets Manager に交代ユーザーローテーションを設定するです。

検証準備

まずは検証用のRDS MySQLインスタンスをAWS Secrets ManagerのローテーションでLambda関数の管理が必要なくなりました記載の方法でSecrets Managerと同時に作成しました。

操作用のEC2インスタンスにセッションマネージャで接続して、MySQLコマンドでデータベースに接続しました。
データベースユーザーのパスワードはSecrets Managerのコンソールで「シークレットの値を取得する」から取得しました。

ユーザーガイドのとおり、データベースと1人目のユーザーを作りました。

この時点でユーザーを確認すると次でした。

VPCにはAWS Secrets ManagerとRDSのVPCエンドポイントを作成済です。
今のSecrets ManagerのLambda関数ってRDSのエンドポイントも必要なんですね。

AWS Secrets Managerシークレットの作成

新しいシークレットを作成して、ユーザーは先ほど作ったユーザーとデータベースインスタンスを選択しました。

自動ローテーションを有効にして、「個別の認証情報を使用してこのシークレットをローテーション」でRDSマスターユーザーのシークレットを選択しました。

新規で作成されたLambda関数のセキュリティグループをRDSインスタンスの送信元で許可されているセキュリティグループに変更しました。

[すぐにローテーションを実行させる]をクリックしました。

ローテーションが完了してから(Lambda関数の終了をCloudWatchで確認)「シークレットの値を取得する」から取得してみると、appuser_cloneというユーザーになっていました。

MySQLデータベースにもappuser_cloneができていました。

もう一度[すぐにローテーションを実行させる]をクリックすると、appuserに変わったことが確認できました。

無事にユーザーを交代しながらローテーションできました。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第2版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。

 - AWS , ,

ad

ad

  関連記事

AWSアカウントルートユーザーのMFAでYubicoセキュリティキーを設定した

先日Yubico セキュリティキーを購入して、USBにささなければならないのがな …

AWS AmplifyでTodoアプリを作るハンズオンをやってみました

【お手軽ハンズオンで AWS を学ぶ】AWS Amplify で Todo アプ …

AWS Toolkit for Eclipseをセットアップ(2021年版)

AWS Toolkit for Eclipseをセットアップするで6年前に書いて …

AWS Client VPNの接続ログを確認しました

AWS Client VPNを設定しましたで証明書とかせっかく作ったので、いろい …

Rocket.ChatからOut Going Webhookを設定してみる

API GatewayとLambda とりあえず、どんなデータが飛んでくるのか見 …

Amazon EC2 Auto Scalingのライフサイクルフック

EC2 Auto Scalingにライフサイクルフックという機能があります。 ス …

特定のIAMロールをLambda(Python)で削除する

やりたいこと 特定アカウントの特定の名前が含まれるIAMロールをまとめて削除した …

EC2インスタンスが到達不能になって復旧してMackerelで監視し始めた

きっとばりばり使っておられる方ならよくある事なんだろうけど、はじめて体験したので …

AWS WAFのマネージドルールを見てみました

Web ACLで[Add managed rule groups]を選択しました …

Amazon Data Lifecycle Manager(DLM)が東京リージョンで使えるようになったのでLambdaでAMI自動取得から乗り換えた

EBSのスナップショットを自動で作成してくれるAmazon Data Lifec …