ヤマムギ

growing hard days.

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AWS LambdaのSQSへの自前ポーリングをやめてSQSイベントソーストリガーに変更した

   

以前は、LambdaがSQSからメッセージを受信するには、キューをポーリングしてメッセージを受信する必要がありました。
ポーリングしてキューがあればLambdaを実行するLambdaを動かしたりしていました。

2018年7月にSQSがLambdaのイベントソースとしてサポートされました!
AWS Lambda がサポートするイベントソースに Amazon Simple Queue Service を追加

これにより、ポーリングを実装しなくてもよくなりました。

SQSからキューメッセージを受け取ってRedmine APIへデータ登録していたLambdaを改善したいと思います。

本処理をしているLambdaのトリガーをSQSにします。
IAMロールはSQSとCloudWatchに対してのアクセスを許可しました。

event[Records]

eventで渡されるRecordsの中にはすでにキューメッセージも、receiptHandleも含まれています。

サンプルコード

料金

「この機能には追加料金はかかりませんが、Lambda サービスは SQS キューを連続してロングポーリングするため、標準の SQS 価格設定でこれらの API コールに対して課金されます。」とあるので、ポーリングをAWSがやってくれてはいますが、SQSへのリクエスト課金は発生するということですね。

むやみやたらにポーリングしているわけではなく、かしこい頻度調整をしながらロングポーリングをしているようです。
なので自分でコーディングするよりはきっと効率的でしょう。

詳しくは、「AWS Lambda がサポートするイベントソースに Amazon Simple Queue Service を追加」をご参照ください。

これで余分なLambdaも余分なコードも必要なくなりました。


最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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