AWS BackupでRDSスナップショットをクロスリージョンコピー
目次
クロスリージョンでコピーしたい対象と理由
このブログはブログのアーキテクチャをコストベースで見直しましたでご紹介したとおり、RTO12時間、RPO24時間としています。
その分コストを抑えてます。
ただし障害レベルとして、リージョン全体の超巨大災害は考えていません。
先日、大阪ローカルリージョンがAZ3つを備えた大阪リージョンになると、発表がありました。
いい機会なのでリージョンレベルでの対応も考えようと思います。
そして、AWS Backupがクロスリージョンコピーをサポートしました。
AMIは起動パラメータのイメージを作ったときに、手動でクロスリージョンコピーしとけばいいので、定期取得するAWS Backupからは除外です。
対象は、RDSとS3(画像)です。
S3はバケット間のクロスリージョンレプリケーションができるので別記事に書きます。
この記事ではRDSのスナップショットをAWS Backupによりクロスリージョンコピーした記録を書きます。
AWS Backup 設定
バックアップボールト
Defautを使ってます。
バックアッププラン
バックアッププランには、バックアップツールとバックアップリソース、タグを設定しました。
バックアップルール
日次で作成して、1週間で消えるようにしました。
下にスクロールして続きの設定をします。
バックアップボールとはDefaultを使いました。
そして、「リージョンにコピー」で他リージョンを指定します。
シンガポールを指定しました。
詳細も設定します。
元の東京リージョン同様に、1週間で削除するようにしました。
リソースの割当
バックアップ対象を設定します。
タグのキーが「Backup」、値が「Daily」を対象にしています。
バックアップ操作に使われるIAMロールはデフォルトのロールを使用しています。
結果発表〜
翌日確認すると、東京リージョンの「保護されたリソース」にRDSがありました。
RDSの「スナップショット」-「データベースサービス」からも確認できました。
シンガポールリージョンの「保護されたリソース」にRDSがありました。
シンガポールのRDSの「スナップショット」-「データベースサービス」からも確認できました。
本当は、自動バックアップされているスナップショットをコピーして欲しいところですが、ひとまずこれでOKです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
AWS Step Functions まずはパラレルでLambdaを並列実行してみました
複数のlambdaの実行制御をLambdaでやってましたが、その部分をStep …
-
AWS Lambdaで「Process exited before completing request」
AWS lambdaで「Process exited before comple …
-
Microsoft TeamsのIncoming Webhooksを使ってAWS Lambda(Python)からFeedlyの記事を自動投稿する
Microsoft Teamsの検証を始めましたので、Slackで自動化している …
-
Amazon Glacierでボールトロックポリシーの作成開始をしてみました
Glacierを単体で使用することもそうそうないので、確認しました。 まずボール …
-
CloudTrailイベントのコストしか発生していないリージョンのコスト発生源を調査しました
調査のきっかけ ふと検証用AWSアカウントのCostExplorerを見てました …
-
「AWSではじめるLinux入門ガイド 」を執筆しました
2020年4月30日に、「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を発行い …
-
AWSのサービス数を数えてみました(2020/5/23)
何をもってサービスという単位にするかというのはあるかもしれませんが、とりあえず情 …
-
Amazon CloudWatch RUMはじめました
新機能 – Amazon CloudWatch RUM をご紹介 2021年12 …
-
AWS Organizations SCPがリソースベースのポリシーには影響しないことを確認
AWS Organizations SCPで許可ポリシーの設定をし継承の関係を確 …
-
Amazon Route 53プライベートホストゾーン設定
Amazon Route 53プライベートホストゾーンを作成してみました。 Ro …