Amazon ECS Workshop for AWS Summit Online
2021/10/06
INTRODUCTION TO AMAZON ECSに手順や必要なリンクがあります。
完成時の全体像です。
目次
CloudFormationスタックの作成
VPC、NAT Gateway、RDS、ALB、Cloud9をCloudFormationスタックで一気に作成します。
リンク先のテンプレートをローカルにダウンロードして、スタック作成時にアップロードしました。
リージョンはバージニア北部でIAMユーザーはAdministratorAccessポリシーをアタッチしています。
スタック名は任意に設定しました。
データベースのユーザーとパスワードをパラメータで入力しました。
これも任意に設定しました。
ECRにDockerイメージを登録
ECRにリポジトリをsimplechatという名前で作成しました。
Cloud9がCFnスタックでできていたので、接続して、Cloud9のターミナルで操作しました。
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$ wget https://ecs-for-aws-summit-online.workshop.aws/simplechat_app.tar.gz $ tar zxvf simplechat_app.tar.gz $ cd simplechat_ecs_app/ |
ECRリポジトリのプッシュコマンドどおりにCloud9で実行していきました。
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$ aws ecr get-login-password --region us-east-1 | docker login --username AWS --password-stdin 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com $ docker build -t simplechat . $ docker tag simplechat:latest 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com/simplechat:latest $ docker push 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com/simplechat:latest |
コンテナイメージの登録が完了しました。
ECSクラスターの作成
手順どおりFargateを選択しました。
クラスター名をsimplechatとして作成しました。
タスク定義の作成
079700436326.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com/simplechat
simplechat-ecs-db.c3gngubysyz7.us-east-1.rds.amazonaws.com
ECRのURIとRDSのエンドポイントをコピーしておきました。
起動タイプ互換性でFARGATEを選択しました。
タスク実行ロールのecsTaskExecutionRoleは別のハンズオンで作っていたのでそれを再利用しました。
タスクサイズは、メモリ0.5GB、CPU 0.25vCPUにしました。
[コンテナの追加]ボタンから、コンテナ名をsimplechat_container、イメージにECRのURI、ポートマッピングを80にしました。
環境変数を設定しました。
DB_HOSTにデータベースエンドポイント、DB_USERとDB_PASSにCloudFormationスタックのパラメータで指定したデータベースマスターユーザー名とパスワードを設定しました。
サービスの作成
起動タイプはFARGATE、クラスターを選択して、サービス名にsimplechatを入力、タスクの数を1にして次のステップに進みました。
ワークショップ用のVPCとプライベートサブネット1,2を選択しました。
セキュリティグループはロードバランサーから80ポートに対してインバウンド許可されているWeb用のセキュリティグループを選択しました。
パブリックIPはDISABLEDにしました。
Application Load Balancerを選択して、リスナー設定をしました。
RUNNINGになりました。
アプリケーションの更新
タイトルをYamamugiChatに変えてみました。
ECRのプッシュコマンドをもう一度ターミナルで4つとも実行してイメージを更新しました。
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$ aws ecr get-login-password --region us-east-1 | docker login --username AWS --password-stdin 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com $ docker build -t simplechat . $ docker tag simplechat:latest 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com/simplechat:latest $ docker push 123456789012.dkr.ecr.us-east-1.amazonaws.com/simplechat:latest |
手順とちょっと変えて新しいリビジョンを作成してみました。
内容は変えずに作成しました。
サービスを選択して、[更新]ボタンを押下しました。
リビジョン2を選択して、[新しいデプロイの強制]をチェックしまして、更新しました。
デプロイが始まりました。
デプロイが完了して更新されたことが確認できました。
ECRイメージ、クラスター、タスク定義、サービスと、ECSの各コンポーネントがさくっと確認できるすごくいいワークショップでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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