「第二回 AWSマルチアカウント事例祭り」に参加しました
AWSマルチアカウント事例祭りに参加しました。
YouTube配信でした。
目次
マルチアカウントでのIAMユーザ把握と可視化 IAMユーザー棚卸しへの取り組み
株式会社ZOZOテクノロジーズ CTO室 / 技術開発本部 SRE部 テックリード 光野 達朗さん
IAM認証情報レポートに取得を自動化して、分析されたと。
すんごい参考になります。
- CloudFormation Service Managed StackSets
- Athena
- QuickSight
で構築されたそうです。
StackSetsで作成するのは、日次で実行するLambdaと実行するためのEventBridgeが主。
認証情報レポートの格納先S3は集約分析用のアカウント、AthenaとQuickSightもそのアカウントで構築。
Athenaのクエリーで$pathからS3オブジェクト名を取得できると。
便利ですね。
目的は必要ないIAMユーザーを各アカウントから削除することだそうです。
AWS導入から3年 AWSマルチアカウント管理で変わらなかったこと変えていったこと
ニフティ株式会社 基幹システムグループ 石川 貴之さん
3年で200アカウント、利用者数は240名さん。
大変そう。
新規アカウントは20分で自動作成。
CloudFormation StackSetsでほとんど作って、できないとこはStep FunctionsからLambdaで実行されています。
ルートユーザーのパスワード再設定とMFA設定はやっぱり手動なのかあ。
コンプラチェックはConfigRule。
GuardDutyの結果もクロスアカウントで集約。
「利用者の成長を阻害しないセキュリティ」大事ですね #ama_fes02
— 山下 光洋inポケットスタディAWS認定 デベロッパー アソシエイト3/6リリースへ向けて校正中 (@yamamanx) February 9, 2021
セキュリティインシデントを乗り越えるために行ったマルチアカウントでの取り組みについて
Classi株式会社 プロダクト開発部 大南 賢亮さん
Classiは教育現場をサポートするクラウドサービス。
サービスそのものに興味ありますね。
4/5に不正アクセスによりサービス停止されて、ユーザー情報流出の可能性があり、7月に外部サイトで流出の確認された。
なかなかに重たいお話ですね。
そこから対策を講じてきたそうです。
- Organizationsで管理専用アカウントを作成
- 推奨構成に準じてOUを構成
- SCPのポリシー変更テストするOUを作成
- awslabs/git-secrets導入
- AWS SSOをAzureADと直接連携
- 発見的ガードレールの実装
SIEM on Amazon ESの導入などなど、これからも今後の対策予定があるとのこと。
すごく参考になりました!
ありがとうございました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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