「HandsWash2020」に参加しました
お久しぶりにハンズラボさんの勉強会に参加させていただきました!
去年、今年と馴染み深い手洗いと、「洗いざらい話します!」をかけられていて、おしゃれなイベントタイトルですね。
目次
ECハンズメッセの売上目標が前年比6倍になったでござる
目標売上が前年比6倍ってすごいですね。
蜜回避のため店舗でのセールができない、商品はメッセ向けに発注済など、新型コロナ禍ならではの事情もあったようですね。
負荷試験の結果、決済事業者との回線がパンクしたことにより回線増設を検討するも、それだけだと上限はあるので該当エラーでのリトライ処理を仕込んで、
実績は目標600%に対して470%。
残念ながら目標売上には達成しなかったものの、リクエスト拒否やサイトの障害は発生しなかった。
運輸業者さんへの配送指示データ作成処理は普段の10倍になったので処理がパンクした。
アクティブユーザー数は前年ピークの1.5倍。
オンデマンドモードでもスロットルは発生するのですね。前回ピークの2倍以上。
そしてパーティションごとの最大値もあるから、パーティションの分散化はオンデマンドモードでも有効ですね。
オンデマンドの DynamoDB テーブルを使用していますが、まだスロットルされています。なぜでしょうか?
DynamoDBでも検索したい
クエリーでもないし、フィルタリングでもないような検索を見込まれてるのかな。どうだろ?と思って聞いてました。
こちらは東急ハンズさんではなく受託案件でのお話。
物件ごとにuuidで管理されてます。
月次チェックの一覧はGSIで検索されていて、9月ならPK「check_2020-09」でクエリーで返ってきた項目を使っておられる。
true, falseでフィルタリングもできますね。
途中気になったのは、DynamoDB StreamトリガーでLambda関数を実行して、対象のDynamoDBテーブルを更新しているところ。
これは再帰処理にならないのかなという点。
これは質問してみました。
「key=‘status’の基本レコードのみを対象とするようにLambdaでフィルタしています。」とのご回答。
ご回答ありがとうございます!
Github Actionsの話
Github Actions触ったことなく、なんだったらお話聞くのも初体験なので、へ〜へ〜へ〜って感じでした。
CI/CDパイプラインを構築して実行できるのですね。
なので、デプロイ、通知など一通りできると。
またちょっと触ってみます。
Python初心者チームが外部API連携した話
1エンジニア、1サービスの開発で、他の人の状況に関係なく開発に集中できた。
シンプルなマイクロサービスと疎結合ですね。
デプロイはGithub Actionsで自動化。
ソースもhandlerにはモジュール呼び出しとエラー処理(ロギング)のみ。
すごくシンプルでベストプラクティスに沿っておられる。
反省点は当初はテストコードを書かなかったので、後で書かれたそう。
内製ユニケージシステムに生まれ始めたDjangoとVue.js
MD領域は、発注、在庫、買掛金あたりの領域で、かつてはユニケージ100%で実装されていたそうです。
ユニケージの実行環境はEC2なんですね。
今はユニケージ95%とのことです。
店舗マスタ、取引先マスタをDjango、Vue.jsで開発されている。
バッチ処理はStep FunctionsでLambda実行でRDS for PostgreSQLからテキストファイルに変換してS3バケットに格納している。
テキストファイルにしているのは、ユニケージアプリケーションはデータをテキストから読み込むためだそうです。
まとめ
時代や背景に応じて、開発手法やアーキテクチャも変わっていくのですね。
お久しぶりにハンズラボさんのお話聞けて楽しかったですしすごく参考になりました。
ありがとうございました!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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