Innovation EGG 第8回 『可視化・課題と支える技術』に行ってきました
2016/09/18
Innovation EGG 第8回 『可視化・課題と支える技術』に行ってきました。
「何を見たいか」
「なぜ見たいか」
「その先にあるアクションは何か」
これらを考え、そして可視化の先には自動化があり、そのための判定基準を設けるために、仮設を証明するために可視化していく、という事が大切なんだなと思いました
目次
ぶっちゃけAWSでリアルタイム可視化の仕組みってどうやって構築
デジタルキューブ 堀家さん
Social Realtime Monitor
Kinesis
– ストリーミングデータを処理
– 処理系(lambda)が扱いやすいようにデータを保存
Lambda
– Kinesisから受け取ったデータをSNSへ渡す
– イベントドリブン
SNS
– HTTPエンドポイントに通知メッセージを送信
– HTTP POSTリクエストをひたすら送信
socket.io
– ブラウザにデータを送信
– WebSocketによるブラウザとサーバーの双方向通信
D3.js
– ブラウザ上で描画、データヴィジュアライゼーションエンジン
– グラフ描画ライブラリではない、D3をベースにしたグラフ描画ライブラリは多数ある
DynamoDB Stream
– レコードが追加された時にストリームデータとして配信できる
– トリガーを作成してトリガーファンクションとしてlambdaを選択できる
– Twitter のユーザー名をハッシュキー、タイムスタンプをレンジキーでやった
CloudFormation
– アーキテクチャをアーカイブして再利用
– 同じ構成をいくつでも立ち上げられる
AWS IoT
– MQTT over Websocketがある
可視化から始めるDevOps
cloudpack 青池さん、高橋さん
- 不要なアラートは発生させない
- 本当に対策対応が必要なアラートに絞る
- Nagios -> pagerduty
- メールで来たものがpagerdutyに登録されているかをlambdaで検知してslackへ通知する
- lambdaが動いているかはcloudwatchでslackへ通知する
面倒なタイプのログを可視化した話とメトリクスを時系列データにするススメ。それとその先。
HiganWorks 沢登さん
- Kinensis Firehose
- Delivery Stream
- AWS Data Pipeline
- Re:Dash
- GoogleBigQuery->DynamoDB
- 時系列にデータを取っておけば役に立つ
- Librato – 数字を放り込めばグラフに出来るサービス
性能テストの評価と可視化
ロックオン 松本さん
- 平均値はデータ群をあらわす新たな数値
- 見えると可視化、見えていると見ているは違う
- データ全体を俯瞰する ヒストグラム、箱ひげ図
- 標準誤差
- 統計確率的に600回
- t検定
- 何を知りたいか
- それは数字でどう表現出来るか
- その数字はどう作るか
- グラフにするなら見て1秒でわかるグラフ、そのための表現方法を知っておく
クラウドサービスを運営する上で活用している可視化のためのサービス・ツール
ヴェルク 田向さん
boardを運営する中で必要な可視化を広く浅く紹介
CloudWatch
- 基本的な死活監視、負荷状況の監視、インフラレイヤ
NewRelic
- パフォーマンスの可視化
- AWS外からの死活監視
- 週次でレポート
Airbreak
- アプリケーションエラー通知
Scutum
- WAF
- 攻撃の可視化
Vuls
- 脆弱性の可視化
Vaddy
- アプリケーション脆弱性の可視化
Intercom
- サポートの可視
セキュリティの可視化 狙われる日本
MOTEX中本さん
- カスペルスキー社のリアルタイム攻撃の可視化
- 攻撃者は59万円投資して840万円のリターン
- ランサムウェアがビジネス化、マーケット化してきている。
- データ分析は仮設証明
Githubで地理情報可視化
デジタルキューブ 岡本さん
GEOJson
- Githubではそのまま使える
- GEOJson-with-spec
AWS(Amazon Redshift)とTableauではじめるビッグデータ分析
クラスメソッド しんやさん
Redshift
- 超高速、フルマネージドDWH
- 最小サイズ 160GB
Tableau
- スムーズな操作感
- 直感で可視化
- 描画の自由度が高い
何を見たいか、なぜ見たいかを問いかけながら進めていくことが大事
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

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開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
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