「四国クラウドお遍路 2021 -コロナ後の地方創生-」に参加しました
2021/12/29
目次
徳島サテライト会場
今年の四国クラウドお遍路 2021 -コロナ後の地方創生-は、徳島会場で参加しました。
徳島駅に到着しましたので、とりあえず徳島ラーメン(小)と徳島丼(ミニ)です。
徳島駅から3.5kmぐらい歩いてテレワークセンター徳島に到着しました。
徳島の皆さんにご挨拶して、Tシャツと徳島のお菓子をいただいて開会待ち。
開会挨拶
四国4県のそれぞれのコミュニティメンバーから開会にあたってご挨拶がありました。
地方でこそクラウドは輝く ~クラウドとコミュニティで田舎DXを実現~
株式会社ヘプタゴン 立花さん
青森の立花さんから最近のソリューション事例の発表。
デイサービスのアルバム製作作業にRekognitionを使って写真の人物仕分けを月曜日午前に話を聞いて午後に作って火曜日に導入された。
冷蔵設備事業者さんの故障対策にはIoT Coreを使ってセンサーデータの収集とSageMakerで故障予兆検知を実装された。
地元自治体の移住イベントではLINEをインターフェイスとして問い合わせBotをリリースされた。
米の流通業者さんの銘柄検査では米粒画像から銘柄判定するAIモデルをSageMakerで作成して撮影だけで銘柄判定できるスマートフォンアプリを開発された。
地方ではオンプレミスからの移行ではなく、IT未導入な組織が多いので、いきなりクラウドからスタートすることが多い。
スモールスタートしやすいクラウドのメリットを活かしやすい。
地方でDXを進めているヘプタゴンさんは、会社で自由に動いて改善しまくる内製情シスさんと立ち位置が似ているように見える。
手段は選ばずにその一つの課題を解決するための最適な選択肢を用いる。
「地産地消の課題解決」
組織における内製のメリットと同じ考えができますね。
その地域で生活しているエンジニアがその地域の課題を一番理解している。
だから最も正しい課題解決ができる。
AWS2021年アップデート。(エバンジェリストセレクション)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン 株式会社 シニアエバンジェリスト 亀田さん
フルリモートを実現している企業、フルリーモートな働き方を実現できている人たちのケース紹介と、この変革による考察があって、考えることが多かった。
このテーマ、どっちがいいで考えてしまうと答えにならないので、何を実現したいのかによるんじゃないですかね。
今回のテーマの「地方」に関係する部分だと、地方のエンジニアが都市部の組織の仕事ができる。
逆に地方の仕事を都市部の組織が対応できる。
でも、これは求めれば今まででもできたはず。
そしてそれを率先した組織はコロナ禍の成約がなくても求めればできたはず。
本当にそれらの組織がコロナ禍なしでも求めているのかは疑問。
どちらかと言うと働く側が求めているニーズに思える。
それは本質なのかと考えると違うと思える。
少なくとも私にはまだまだ「肌で感じる」効果が大きい。
気づいたら人がどこでも働けるようになった、の話からインスタンスやコンテナがどこでも動くようになったの話になってた。
コロナ禍のJAWS-UGうどん県(仲間とコロナ禍という波にぶつかりながらIoT工作を神戸&高松で合作した話)
JAWS-UGうどん県(株式会社メイテック)藤田さん、野口さん
お二人がそれぞれの担当範囲を決めて、それぞれのマイクロサービス開発を担当された。
全体のアーキテクチャが設計できたら充分可能ですよね。
おお〜
デモうまくいった
??????????#cloudohenro #jawsug— 山下 光洋(AWS SAP本10/22刊行) (@yamamanx) November 13, 2021
制約によって新たな開発体験も生まれるということですね。
えひめで在宅を求めるのは間違っているだろうか
アノテーション株式会社 テクニカルサポートエンジニア 中村さん
従来の仕事のやり方の延長で在宅勤務をすると無理が生じるので、組織として制度、仕組みが必要。
座談会「コロナ後の地方のコミュニティどうする?」
JAWS-UG四国 スタッフ
香川では企画してもできないことが多かった。
愛媛では間をぬって時々オフライン開催もしていた。
徳島にはUberEatsはまだ来ていないが、テイクアウトサイトを立ち上げたりITが貢献できた。
そして徳島会場には6人。コミュニティは死滅していなかった。
高知ではひろめ市場が閉まったり、県民も自粛してて、元に戻るか心配だったけど最近元に戻ってきた。
高知会場にもいつものメンバーだけではなく参加されていた。
どこの県も変異種感染が多くなってからは、オフライン勉強会をやってはいけない雰囲気がありオンライン開催が主だった。
最近、感染者数ゼロが連続になったりして、感染対策を徹底しながら徐々に企画の声をあげられるようになってきた。
このあと、各県各支部で今後どう考えてるか、どうやっていきたいかなどのディスカッションをされていました。
(AWSを利用することになって) 困った時に目の前に高速道路があったお話
JAWS-UG高知 松浦さん
新型コロナワクチン接種の予約システムをAWSで3ヶ月でリリースして問題なく運用できた。
JAWS-UGで得た情報がないと実現できなかったので圧倒的に感謝されている松浦さん。
ご自身が参加されなかった勉強会でも、参加者のブログが非常に役にたった。
窓口が9時なのにネット予約が0時なのはだめ、となったので、9時受付開始。
EventBridgeでメンテナンスサイトから切り替え。
アクセスが集中するのでウォームアップ申請してスケールしておいた。
コミュニティは「知の高速道路」である。
AWSでのセキュリティーのすすめ
JAWS-UG徳島 田中さん
初参加初登壇の田中さん。
現地で見てました。
教科書のように体系的にまとまった資料ですごいなと思います。
いきなりセキュリティ機能や設定の話をするのではなく、守るべきものを知るアプローチから、クラウドの特性を理解して、責任共有モデルを認識して、何をするべきかをまとめておられました。
このあとはLT大会がありました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
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