「JAWS-UG朝会 #20」に参加しました
2021/05/30
恒例のラジオ体操からっ!
目次
はじめてのEKS Kubernetes案件 勉強方法
山田 俊一さん
「AWSではじめるLinux入門」についてTwitterでつぶやいておられた山田さんのお話が聞きたくて、JAWS-UG朝会をご紹介、お誘いしました。
そして、ご快諾、登壇されるという、素敵な方です。
Dockerで稼働しているシステムをAWSに移行する案件があり、将来的にマルチクラウドで予定しているので、EKSを採用されたとのこと。
AWSは知ってるけど、コンテナはまだこれからという山田さんが勉強した方法や、書籍、コンテンツなど紹介されていました。
学習優先度を細かく設定したり、ラーニングピラミッドも意識されていたり、すごく効率的な勉強をされていました。
これからKubernetesを始めようという方にすごくお役立ちな発表ですね。
オライリーの「入門 kubernetes」を読みながら、EKS Workshopをやってみようかなと思いました。
ちなみに途中で出てきた「つよつよな友達」は同級生とのこと。
「はじめてのEKS Kubernetes案件 勉強方法」差し支えなければ、SlideshareやSpeaker Deckで資料公開していただけると嬉しいです。
ラーニングピラミッドのところとか、学習優先度のところとか、すごく参考になりました。
#jawsug_asa— 山下 光洋inポケットスタディAWS認定 デベロッパー アソシエイトリリース (@yamamanx) April 21, 2021
AWS control towerの中身をみる
株式会社ターンアンドフロンティア 富松 広太さん
ControlTowerの解説の前に、マルチアカウントの考え方からお話されていたので、Control Towerが何のためのサービスなのかがわかりやすかったです。
Core OU、Custom OUが自動的に作成される。
Core OUにはログアカウントや監査アカウントが作成される。
この場合、IAMユーザーはどこで作るんだろうか。これもやってみないと。
Master Accountには何もしないのがいいのか、IAMユーザー管理にしたほうがいいのか。
予防的ガードレールがSCP、発見的ガードレールがConfig Rules。
こう表現すると役割が明確ですっきりしますね。
そして、ControlTowerが作成するCloudFormationスタックを図示して解説されてました。
これがすごくわかりやすくて、お役立ちでした。
まさにLandingZone(AWSのマルチアカウントベストプラクティス)が自動実装されているんだなあ。
そしてSCPによってControlTowerによって作成されたリソースの削除がブロックされている。
でもCustom OUのConfigが編集できなくなってマッチしないケースもあると。
そりゃそうですね。
新規組織作成のときはControlTower使おうかなと思ってますが、既存組織はOrganizationsからの個別適用でもよさそうですね。 #jawsug_asa
— 山下 光洋inポケットスタディAWS認定 デベロッパー アソシエイトリリース (@yamamanx) April 21, 2021
お金がいっぱい溶けちゃったはなし
sumiさん
CloudEndureで80万以上の請求が来た話。
怖すぎる。
7TBのWindows Server 2012 R2をAWSにCloudEndureで移行されたと。
CloudEndureはレプリケーションサーバーとレプリカインスタンスができる。
EC2をマネジメントコンソールから停止して安心してたらCloudEndureの差分同期によって自動実行されて課金再開。
そもそもEBS課金もありますしね。
請求アラームもBudgetsも設定されていなかったと。
怖いですね。
請求まわりちゃんと設定しなくては!
AWS Transfer Familyを触ってみた!
ハンズラボ 中川 皓紘さん
ATransfer Familyプロトコルごとに0.3USD/時間なので、常時稼働させてると基本使用料が1ヶ月で200USDオーバー。
でもセキュアにデータ転送しようと思うと、自前で作ってもこれぐらいのコストになってなんやかんや結局アンマネージド運用になるのなら、Transfer Familyでマネージドな運用をするほうが良さそうですね。
以下にセキュアか、以下にマネージドかなのは、とにかく触ってみよう。
CloudTrail の証跡から IAM ポリシーを生成する IAM Access Analyzer の機能を AWS CLI から使ってみた話
弁護士ドットコム株式会社 伊藤 嘉洋さん
IAM Access Analyzerの新機能の、CloudTrailの証跡からポリシードキュメントを生成する機能いいですね。
まだ試してなかったです。
試さなければっ。
詳しくはブログでとのことです。
CloudTrail の証跡から IAM ポリシーを作成する IAM Access Analyzer の新機能を AWS CLI で試す
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
【PR】 「AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー」という本を書きました。
【PR】 「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
【PR】 「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト」という本を書きました。
【PR】 「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル」という本を書きました。

開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター3年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
「MasterCloud第10回 ~超AWS神回の予感~」に行ってきました
JAWS DAYS 2018のコミュニテイフレンドシップにも参加しているMast …
-
-
「Serverless Meetup Japan Virtual #15 – re:Cap」を視聴しました
オンラインで時間がかぶっていなかったので、はしごしました。 場所移動がないのもオ …
-
-
交通情報系スキルを事例に見る日常生活に溶け込むスキルのテクニック(Alexa Day 2019でのブログ)
以下は、気になったことのメモとか感想を書いています。 登壇者、発表者、主催企業な …
-
-
Alexa Day 2018で「Alexa はどこにでも。AVSが開くAlexa Enabled なライフスタイル」を聞きました
photo by 金春さん スピーカーはオランダから一時帰国中の伊東のともさん …
-
-
「第1回 ぶろぐの勉強会」を開催します!
このブログは2021/3/2開催の「第1回 ぶろぐの勉強会」冒頭挨拶の共有資料代 …
-
-
「DevLOVE関西 ShareWisサービス開発の現場」に行ってきました
DevLOVE関西とは 「DevLOVE関西は素振りの場、現場は実践の場」 いつ …
-
-
Developers Summit 2018 「Building Real-time Application With AWS AppSync 〜GraphQLの始め方〜」を聞きました
以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容 …
-
-
DevLOVE関西「プログラミングを楽しく続けるための健康Hack」に行ってきました
DevLOVE関西「プログラミングを楽しく続けるための健康Hack」に行ってきま …
-
-
再会の日 ~re:Union 2018 Osaka by JAWS-UG~
8/5は大阪でre:Unionでした。 「再会」と名うったこのイベントは、6月に …
-
-
Developers Summit 2018 「マイクロサービスをAWSサーバレス&コンテナで実装する方法」を聞きました
以下は、思ったことや気になったことをメモしていますので、必ずしも登壇者の発表内容 …