AWS Summit 2016 Tokyoに参加してきました (Day3)
飛天3日目です。
JAWS-UGブースのすぐ前にあったこのお水がめちゃめちゃおいしかったです。
やたらと喉が渇く3日目でしたのでなおさらです。
目次
AWS Summit Day3 General Conference キーノート
ちょっと遅刻してしまいサテライト会場で見てましたが快適でした。
GEのEric Tuckerさんが再登場して仰ってた言葉、
「リスクではなく機会に目を向ける」
これがこの3日間の全てだと思いました。
そしてクラウドを使って世の中に変革をもたらそう、と。
AWS Summit Day3 General Conference セッション
Ponta を運営するロイヤリティマーケティングの分析最前線
分析を生業とする部門は開発環境としてJupyterを使っているという点がなるほどって思いました。
会社で分析や経営戦略とかそういう部門の人にiPython Notebookの勉強会とかしてみようかな。
そして出来たコードとかをフィードバックしてもらって定形レポートを出力するようソフトウェアに仕込む、
とか出来たら分析ロジックの構築スピードを上げられるんじゃないかと思いました。
「AWS移行の最適解」 事例で学ぶ3つのアプローチ
3つのアプローチとは「Lift and Shift」、「Desktop Anywhere」、「All–in」でした。
運用を変えるのは後回しにしてまず移行するのが「Lift and Shift」。
運用の最適化をあわせてやろうとすると移行が進まないというのはもっともだと思いました。
ただ、自分の場合は部分的には減らす方向で変えてしまいたものもあるので、モノによっては段階を踏まずに行きたいなというものもあります。
でもこれでも不要時間にEC2を停止しただけで5年間で3億円のコストカットというのは凄いです。
Cloud Autometer AWSには興味がありますし、Yambdaをサービス化していただけないかな〜って思いました。
こういう部分の自動化はユーザー企業は余裕があって安定したものを作れればやればいいと思いますが、
それよりも自社事業/サービスに関わるところの開発を優先するべきかと思います。
なのでパートナー企業さんにご協力いただくべきなのではないかと、今回のSummitで以前より強く思いました。
SI(ベンダー)依存症からの脱却 千趣会 情シス部が取り組むクラウドジャーニー
タイトルが刺激的です。
情報システム部は協力会社常駐も入れて100名だが、AWSに主として携わっているのは2名、というのが驚きでした。
取引のあるSIerが導入や移行のときに頼れないのは情シスあるあるですね。
「障害発生時は原因追及よりもサービス復旧を優先する」「過信しない」というのはまさにそのとおりで何かあったらどうするのかとかではなくて、何かあってもいいように復旧の自動化や標準化を行っておいて、サービス全体への影響度を減らす、もしくは無くしておく事が大切なんじゃないかと。
そのために情報システム部門やIT部門がいるんじゃないかと思います。
システムなんて何かあるかもしれないものだし、それを知ってか知らずか放置して、何かあった時にベンダーさんに電話するしか出来ないシステム部門じゃ不要だと言われても本当に仕方ないです。
最後に仰っていた「人任せにするのではなく自分で経験するべき」というのが胸に来ました。
世の中では仕事は「自分ごとでするべき」、「経営者意識を持つ」と声を高々に言っているのに、大事なところを外任せにしてしまう風潮があります。
そうではなく、自分ごととして自分たちで勉強して自分たちで使ってチャレンジしていくというお仕事のあり方に感動すらしました。
私はこう踏み出した!企業としてのクラウド活用、はじめの一歩 ~IT リーダーが今日から使える実践ノウハウ~ Why, Japanese People! 厚切りジェイソン登場
楽しみにしていたセッションです。
フジテックさんもメインはお2人のIT技術者がAWSを担当されているとの事。
「現場、現物、DevOps」、「1人で解決」「全員コーディング出来る」など頷いてしまうフレーズがてんこ盛りでした。
ジェイソンさんも言ってたのですが、「ITに知見がない人間がシステムの決裁権を持っていることは最悪」という一節が特にズシンときました。
世の中のユーザー企業でそういう企業はきっとかなり多いと思います。
なぜそうなのかと言うと、仰っておられたように「ITをやってきた役員がいない」からだと思います。
ですので、正しく自社事業のサービス開発を行うためには、ITをやってきた人間が会社で決裁権を持つポジションにならないといけない、という事かと思いました。
AWS Summit Day3 JAWS-UG Night
準備中です。
ごったがえしています。
LT待機な人です。
Lambdaソードでサーバ(ラック)をぶった斬っちまいました。
サーバレス侍です。
「水出る.info」LTです。
お会いできて良かったです。
口は悪かったですがすごくいい事言ってました。
ラスベガスを賭けたクイズ大会です。
AWS Summit Day3 JAWS-UG Night 懇親会
AWSサムライにLambdaソードで斬られました。
いや〜。3日間充実しました。楽しかった。やりたい事増えた。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。
「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。
「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。
「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。
開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
Amazon Kinesis Data StreamsにTwitter検索データを送信する
Kinesis Data Streamsの作成 ストリーム名とシャード数を決定す …
-
ALBの重み付けルーティングでカナリアリリースをしてみました
当ブログのAMIの更新と、ALBターゲットグループのヘルスチェックを変更したかっ …
-
Amazon Linux2のCloud9でPython CDKのモジュールインストール
AMIがCloud9AmazonLinux2-2021-02-02T16-48の …
-
「kintone Café 大阪 Vol.15 〜kintone Night Café 2017 〜」でLTしてきました
「kintone Café 大阪 Vol.15 〜kintone Night C …
-
ブログの画像を別アカウントのS3に移動するためにIAMロールでクロスアカウントアクセス
ずっと先延ばしにしていたのですが、このブログの画像はEC2から直接配信しています …
-
AWS LambdaでChrome HeadlessドライバをAWS Lambda Layersから使う
この記事はSelenium/Appium Advent Calendar 201 …
-
「ChatGPTで開発する技術勉強会」に参加しました
ビヨンドさんの「ChatGPTで開発する技術勉強会」に参加しました。 ビアバッシ …
-
実録 JAWS DAYS 2016 ~スタッフ,RoadTrip,懇親会LTで参加しまして~
2016/3/12 参加してまいりましたJAWSDAYS2016 スタッフとして …
-
「SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪」に行ってきました
SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪に行っ …
-
No-Code JP 第0回で様々な熱い言葉を聞いて思ったこと
以下は、気になったことのメモとか感想を書いています。 登壇者、発表者、主催企業な …