RedmineとGitLabを同じサーバにインストールする
Redmineでプロジェクトに設定できるGitはローカルのみ(Redmineと同じOS)なので、Redmineを動かしているサーバにGitLabもインストールしてみました。
OSは Amazon Linuxです。
RedmineはApacheで動かしてたので、GitLabのNginxはそのまま使います。
目次
GitLabのインストール
公式サイトのCentOS手順に従ってやってみて問題のあるところは修正します。
1 2 3 |
$ curl https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash $ sudo yum install gitlab-ce |
GitLab設定ファイル変更
1 2 |
$ sudo vim /etc/gitlab/gitlab.rb |
11行目あたりを変更
1 2 |
external_url 'http://yourdomain.com' |
582行目あたりのNginxポートを変更
1 2 |
nginx['listen_port'] = 8080 |
393行目あたりのポート変更
1 2 |
gitlab_workhorse['auth_backend'] = "http://localhost:8081" |
430行目あたりのポート変更
1 2 |
unicorn['port'] = 8081 |
gitlabを再構築します
1 2 3 |
$ sudo gitlab-ctl reconfigure $ sudo gitlab-ctl restart |
管理者でログインする
http://yourdmain.com:8080
へアクセス
初回アクセス時に管理者(root)のパスワードを設定します。
設定が終わるログイン出来ますので、Usernameはroot、パスワードは先ほど設定したパスワードでログインします。
ログインしたらユーザーを作成して、ユーザーでログインしてプロジェクトを作成します。
Redmineのプロジェクトの設定でリポジトリのローカルパスを設定します。
デフォルトでは
/var/opt/gitlab/git-data/repositories/<グループ>/<プロジェクト名>.git
(付録)失敗メモ
途中つまづいた内容を記載します。
インストール編
Nginxのポートの設定だけをしてreconfigure,restartしたら下記のエラー
「502 Whoops, GitLab is taking too much time to respond.」
gitlab-ctl tailで調べる
StackOverFlowに答えがありました。
unicornのポートがかぶっているので、8081に変更しました
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」という本を書きました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版」という本を書きました。

「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト [DVA-C02対応] 」という本を書きました。

「要点整理から攻略するAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト」という本を書きました。

「AWSではじめるLinux入門ガイド」という本を書きました。


開発ベンダー5年、ユーザ企業システム部門通算9年、ITインストラクター5年目でプロトタイプビルダーもやりだしたSoftware Engineerです。
質問はコメントかSNSなどからお気軽にどうぞ。
出来る限りなるべく答えます。
このブログの内容/発言の一切は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。
このブログは経験したことなどの共有を目的としており、手順や結果などを保証するものではありません。
ご参考にされる際は、読者様自身のご判断にてご対応をお願いいたします。
また、勉強会やイベントのレポートは自分が気になったことをメモしたり、聞いて思ったことを書いていますので、登壇者の意見や発表内容ではありません。
ad
ad
関連記事
-
-
Redmine プラグイン開発チュートリアルをやってみる
Redmine 3.0環境でプラグインを作成するチュートリアルをやってみました。 …
-
-
GitLabのバックアップをS3に格納する
GitLabのバックアップがS3に対応していて、非常に簡単設定でした。 しかもE …
-
-
Redmine 3.0.0 のメールサーバーでGoogleApps SMTPサーバーを利用する
Redmineのメール通知サーバーとしてGoogleAppsを使用する方法です。 …
-
-
Redmine 3.0.0 にLocal Avatar プラグインをインストールしてユーザーがアバターを簡単に変更出来るようにする
Redmineのアバターは標準でGravater採用なのですが、エンドユーザーに …
-
-
Redmine Agileプラグインをバージョンアップインストールする
Redmine 3.0.0でRedmineCRMのAgileプラグインをインスト …
-
-
Redmine 3.0.0に CRMプラグインをインストールする
Redmine CRMプラグインのFreeのLightバージョンを使ってみる事に …
-
-
Windows SourceTreeで ホストキーの変更
Linuxで言うところのknown_hostsを変更する方法です。 もっと簡単に …
-
-
Tracの外観をプラグインで変更する-TracpathThemeプラグイン
プラグインをインストールするだけで外観を変更する こんな感じのUIで5色(Red …
-
-
Redmine 3.4にAgile Plugin をインストール
過去にも似たような記事を書いていますが、新しいバージョンのRedmine 3.4 …
-
-
Redmineの作業時間、予定工数をSQLで抽出
プラグインとかでやればいいのかもなのですが、可視化はダッシュボードツールとかBI …